「論じなさい」「考察しなさい」「説明しなさい」「まとめなさい」の違いについて!!

小論文、レポート、大学の定期試験や就職活動の入社試験で文章を書くことが求められます。

「論じなさい」「考察しなさい」「説明しなさい」「まとめなさい」に対して適切な解答をしなければ、いくら素晴らしい内容でも高得点をとることができません。

「論じなさい」「考察しなさい」「説明しなさい」「まとめなさい」の違いを理解し高得点を目指しましょう!!

「論じなさい」

「論じなさい」の文章は論理的に書くことが求められます。「序論」⇒「本論」⇒「結論」の順で書くことが望ましいです。

序論課題を受けて、何を主張するか説明します。課題文の内容をきちんと理解して、自分の主張をすることが求められます。主張は1つにし、なぜその主張をするのか理由を説明します。
本論序論の主張に対しての理由を説明をします。本論の説明が曖昧であると、序論結論のつじつまが合わなくなりますので注意が必要です。具体的な数字や社会的事実を活用して書くことで説得力が増します。
結論結論を書きます。ただ結論を書くのではなく今後の課題についても言及し、本論で書いてきたことを踏まえて結論を書くことが求められます。
序論の主張が1つでいい理由

主張が多いと、本論で説明する文章の内容が薄くなり、ただの説明文になってしまいます。1つのテーマを深堀して詳しく説明しましょう。

文字数に余裕がある場合は「本論」で反対意見についても言及する

反対意見について言及することで、物事を多角的視点から考察できるとアピールすることができます。

文字数に余裕がない場合は、反対意見に言及する必要はないです。

具体例

風車を利用した風力発電は、自然エネルギーを活用しているため、二酸化炭素を削減できる「※ここまでが自分の主張」

 

しかし、発電効率が良い場所には、すでにお城や展望台が立っているため、風車の設置場所が課題となる。また風車の近くに住んでいる人の、騒音問題や健康被害の対策をする必要がある。「※反対意見についても理解している」

試験ではいきなり文章を書かず、最初の5分程度で「序論」「本論」「結論」の構成を考えましょう。

構成さえ決まれば文章をスムーズに書くことが出来ます。

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「考察しなさい」

考察しなさいは、課題について自分が考えたことについて書きます。

「考察しなさい」はあくまで自分の考えを述べることです。「論じなさい」とは異なる点は自分の主張について書く必要がないことです。

言い換えると、「なぜそのような結果や結論になったのか」自分の考えを書きます。

注意すべき点は、感想文にならないよう、客観的(誰もが納得できるように)に考察することが求められます。

誰もが納得する文章とは
  • 「消費税は3%→5%→8%→10%」
  • 「社会保障費は国家予算の3割を占めている」

具体的な数字を使い説明することで文章が客観的になります。

 

文末を

  • 「~と感じる」
  • 「~であると思う」

ではなく、

 

  • 「~と考える」
  • 「~であると考察した」

と書くことで、感想文になるのを避けることができます。

「説明しなさい」

説明しなさいは、課題について自分が理解しているか、アピールすることが重要です。

自分の意見や主張を書く必要はありません。課題に対して事実を淡々と述べ説明します

課題文や資料がない場合は、自分の知識のみで書かなければいけないため、知識量が求められます。

「まとめなさい」

「まとめなさい」は、出題されている課題文や資料の内容を、まとめることが求められます。

課題文や資料で書かれている文章をそのまま使わず、言い回しや構成を変えて書きましょう。

「まとめる」と言っても様々なまとめ方があります。

  • 時系列にまとめる
  • 用語でまとめる
  • 2つ事柄を対比してまとめる
  • 同じ結果の事柄どうしでまとめる

自分がまとめやすい方法でまとめましょう。

ただし、奇をてらったまとめ方は避けましょう。重要なのは採点者が読んだときに「うまくまとまっているな」と思わせることです。

MEMO
「まとめる課題」では、文章が短くなり指定された文字数に達しないこともあります。

このような場合は、課題に関連した本を2冊ほど読み、新たな視点でまとめると文字数を増やすことができます。