【小論文講座:入門編②】はじめて小論文を学ぶ!
今回は「小論文の種類について」学びましょう!
【小論文講座:基礎編】は、全10回で「小論文の書き方」について学びます。
小論文講座【入門編】【基本編】タイトル一覧がこちらです。※記事作成中
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「小論文の種類について」
山田君
ペンタマニア
ペンタマニア
山田君
ペンタマニア
テーマ型
テーマ型は「特定のテーマが出題されるのに対して論じる」ことです。
特徴としては、課題文や資料がないので何も読まずにいきなり書き始めることになり、テーマ・キーワードの知識が求められます。
過去問を見てみましょう!
国士舘大学の過去問は、テーマ・キーワードの知識がなくても書くことができる問題です。
それに対して、
北海道大学の過去問は、
- 「外国人労働者の現状」
- 「なぜ外国人労働者を受け入れているのか」
- 「外国人労働者の受け入れを拡大すると何が問題なのか」
テーマ・キーワードに対して知識がないと書くことができません。
上位校になるほど、事前知識がないと書くことができない問題が出題されます。
できるだけ早く、小論文のテーマ・キーワード学習に取り組むことが必要になります。
課題文型
課題文型は「課題文が与えられ、文章を踏まえたうえで意見を論じる」ことです。
特徴としては、課題文を読み理解する読解力と、膨大な情報から必要な情報を探しだす能力が求められます。
過去問を見てみましょう!
ここで注意してほしいことがあります!!
「課題文を読めためテーマ・キーワードの知識が必要ないため書きやすい」と思わないでください。課題文型の「課題の文章」それ自体がテーマ・キーワードの知識がないと読むことができません。
課題文型の出題で有名な慶應義塾大学「総合政策学部」と「環境情報学部」の小論文過去問を、進路指導室や本屋で一度見てください。解くのがいかに難しいかわかると思います。
資料分析型
資料分析型は、「図、表、写真などが与えられ、それについて分析をおこない論述する」ことです。
過去問を見てみましょう!
資料分析型の問題が単独で出題させることは少なく、「問1で資料分析型」「問2で課題文型」の組み合わせで出題されることが多いです。
ペンタマニア
山田君
まとめ
小論文の出題形式は主に3種類
- テーマ型は「特定のテーマが出題されるのに対して論じる」こと
- 課題文型は「課題文が与えられ、文章を踏まえたうえで意見を論じる」こと
- 資料分析型は、「図、表、写真などが与えられ、それについて分析をおこない論述する」こと
ペンタマニア