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Pixel8を2023年11月に購入しメインスマホとして1年7か月ほど使用してきました。長期で使っているからこそ気づくPixel8のメリット・デメリットと現状評価についてまとめていますので、これから購入を考えているみなさんの参考になれば幸いです。

Pixel8の性能について詳しくレビューした記事は下記になります。この記事はあくまで長期使用をしたレビューになります。

Pixel8は2030年10月までのサポート期間があり、Feature Dropsによる新しい機能がアップデートにより追加されます。
個人的に気に入っている追加された新機能は、2024年6月の「外部出力」と「電話番号検索」です。
・「外部出力」はtype-Cケーブルを使用してPixel8の映像をモニターに出力することがきます。
Amazon prime、U-NEXTやゲーム映像を出力することができます。スマホでしか遊べないゲームの特典映像やプロジェクターで出力したいときに使用しています。


ただ使用している頻度はそこまで高くないです・・・
・「電話番号検索」とは電話番号をコピーして検索せずに、一度タップするだけで検索してくれる機能です。


電話の相手先がわからないときによく使っています。最近では検索しなくても迷惑電話と表示されることもあるのですが、電話番号をコピー検索せずに番号検索をワンタップするだけで調べられるので毎回使っています。
いままでXperia、Aquos、Xiaomi、Pocoを使ってきたことがありますが、アップデートによる新機能で驚きはそこまでなかったのですが、Pixel8のアップデートには驚きました。
ユーザーが長期で使用することを前提としているので、これからもさらなるアップデートに期待できます。
Pixel8は小声でも文字起こしができるために、何かメモしたいときやアイデアが思い浮かんだときに、この機能をよく使っています。
長文のアイデアや文章を詳細に考えていたのに、フリック入力している間に一部を忘れてしまうことがあるのですが、音声入力でとりあえず文字起こしをすることで、アイデアを忘れることなく記録することができます。
また、一般生活だと買い物で頼まれたものなどを音声による文字起こしでメモしたり、複数人のテイクアウトをするときに使うことが多いです。
最近の新しい使い方としては、オンラインの講義を聞くか聞かないか迷っているときに、Pixel8で講義の話しを文字起こしさせてAIに要約させます。要約した文章を読んで面白そうであれば講義を受講しています。


AIの進化で音声による文字起こしの重要性が増しているため、文字起こし機能が充実しているとかなり生活が便利になります。


Pixel8は画面サイズ6.2インチと片手で操作することができ、重量187gと200g以上のスマホが主流となりつつなる現在では軽いスマホで、性能もantutuスコア約105万点と2025年夏ミドルハイクラスのパワーがあります。
電車の中で検索したり動画を見るのにはちょうどいいサイズですし、ポケットの中に納まるサイズで取り回しはかなりいいです。
実際このサイズと重さと性能の同価格帯のスマホはないです。Xiaomi 15が唯一該当するとは思うのですが、性能は高いですが価格は2倍ほどします。
原神を最高設定でプレイしたいとか、最高の写真を撮りたいとかでなければ、普段使いするスマホとして中古で5~7万円で購入できるようになり、コストパフォーマンスはかなり高いと感じます。


カイロソフトシリーズ、ぷよぷよ、ポケモン、マイクラ、パワプロであれば問題なくサクサク動きます。
カイロソフトでは終盤建築物が多くなってもモッサリとした動きにはなりませんし、長時間プレイしても熱暴走するということはありません。
スペックを求められないゲームであれば夏場でも熱暴走はありませんし快適に遊べます。
しかし、ウマ娘、PUGBや原神などは遊ぶことはできますがサクサク動きません。
ウマ娘はここ数年で一番やりこんでいるゲームです。高画質設定していないのですが、スキップ設定で次の画面に進むスピードが遅いです。体感的にXiaomi12T proやXperia 5よりも遅いです。
育成系ゲームなので次の画面に進むスピードが遅いのは致命的です。ただsnapdragon695や6gen1を搭載している端末と比較すればサクサク動きます。
PUBGや原神は大前提として画質を最高設定では遊ぶことはできません。また発熱問題から夏場など暑い環境下では動きがカクカクします。中画質でFPS30~40で遊ぶことになります。
そもそもPixel8を購入するとき調べて購入したのですが、ゲームが快適にプレイできるとか、ゲーム機能が充実しているというプロモーションを見かけませんした。
実際に長期でPixel8を使用していても、ゲームに関連するアップデートはほとんどありませんし、ゲームするためのチューニングがされているようには思えません。
Xperiaがそのままの色合いを重視した写真、XiaomiやPocoは色合いを強くばえる写真、それに対してPixel8はAIで色の濃さを調整して目を閉じてないタイミングで写真を撮影してくれます。
Pixel8を使い始めた当初からカメラ性能にはそこまで不満はなく、広角、ズーム、マクロフォーカスなどで限界値MAXで使用しなければ、どのような場面でも80点ぐらいの写真を撮影することが可能でした。
それがアップデートや修正パッチにより調整されたことで、アプリの立ち上がりやピントを合わせるまでの時間が短縮し、より気軽に写真を素早く撮れるようになりました。
ポケットからスマホを取り出して、電源ボタンを2回タップ(指紋認証・顔認証なし)してからカメラを構えて写真を撮り終わるまで10秒かかりません。
些細なことなのですが、旅行のツアーで時間が限られているときや旅行で最終日で疲れているときだと、もう写真撮るのいいかなと思ってしまうことがあるのですが、短い時間で素早く写真が撮れるため、写真を撮る気持ちにさせてくれます。


知床国立公園で撮影した写真になります。ガイドさんと一緒に回り撮影する時間もあったのですが、どうしても時間に限りがあり、すべての撮影スポットで十分な時間がなく、急いで連写したうちの一枚になります。
カメラの利便性が高まったことで、もともと80点のカメラ性能に+10点の利便性で90点だと個人的には考えていました。
しかし、いつからこの設定になったのか不明なのですがアップデートしたことにより高画質で写真撮影をすることができなくなりました。
カメラアプリを開いて左下に高画質が中画質か設定する項目があったのですが、いまは設定する項目がありません。ネットでも調べたのですが、どうやら現段階では高画質設定にはできないようです。


購入当初は「OSとセキュリティーアップデートが2030年まであるため、安心して長期で使用できるぞ」と考えていました。
しかし、私が思っていた以上に発熱問題を解決してスマホの進化は早く、どんどん高性能なスマホが発売され、2025年8月にはPixel10かxioami 15に機種変更したいと考えている今日この頃です。


サポート期間が長いことに越したことはないのですが、私のように新しいスマホの性能に魅力を感じ、2年ほどで機種変更する人にとっては、サポート期間が長いことはあまり意味がないと気づきました。


Pixel8のバッテリー性能は、良くも悪くもないというのが発売当初の評価でした。実際に使っていてもそこまでバッテリーで不満に思うことはありませんでした。
かなりのヘビーユーザーですが、youtubeをバックグラウンドか小窓表示させてネットサーフィンorゲーム2~2.5時間+その他1時間が、当初の一般的な使い方でした。この使い方であれば朝に充電100%であれば帰宅すると30%です。
ChatGPTやGemini、文字起こしなどをAI関連のアプリを積極的に使う日だと、バッテリー残量が100%から15%ぐらいになります。
ただ購入した当初と比較すると、バッテリーもちは悪くなってると思います。あくまで感覚的なのですが同じ使い方でも10~15%ほどバッテリーのもちが悪くなっている印象です。
1年半経過した現在ではスマホをヘビーに使う日は、モバイルバッテリーがないと不安にはなります。
Pixel8の最大のデメリットは発熱問題です。発売当初も指摘されていましたがアップデートで改善はしてないと思います。
一番スマホに厳しい夏場ですが、ブラウジング程度であれば特に問題ないのです。しかし、日なたや駅構内でグーグルマップを小窓でyoutubeを再生したりウマ娘など少しスペックを求められるゲームをしていると、本体の温度がどんどん上昇していきカイロを持っている感じです。
発熱により温度が上昇してもアプリが落ちることはないですし、強制シャットダウンして再起動するようなことはいままでありませんした。


Antutuスコアを連続で計測すると発熱によりベンチマークのスコアはかなり下がります。強制シャットダウンやアプリがおちるのを回避するためにCPUを制御しているのたと思います。
私の場合は普段はスマホケースを使用しているので多少発熱しても気にならないのですが、スマホケースを装着しない方は発熱かなり気になると思います。ケース無しでは夏場使いにくい印象です。
約1年前に下記の「Pixel6aからPixel8に買い替えるメリット・デメリット」の記事にて、Pixel8を1か月ほど使用してレビューしました。



そこから約1年半使用して今回レビューしたのですが、ほとんど評価が購入したときと変わっていません。
2023年11月には「新しい機能を追加した良いスマホなのは間違いないのですが値段が少し高い」という評価でした。
2025年8月では「新機能が追加され、スマホの学習能力(OSの部分)が思ったよりも高いが、カメラ性能がアップデートの影響で少し落ち、バッテリー性能は期待しすぎてはいけない」というのが再評価です。
ここでポイントになるのが、上記の記事終盤でPixel8は119000円で発売されているが、妥当な価格は7~8万円だとコメントしているのですが、発売から約1年半経過したことで新古品であれば5~7万円で購入できるようになり、ようやく価格と性能はつりあったように感じます。
2025年8月に発売されている新品の6~7万円のスマホと比較すれば、Pixel8の方が全体的にスペックは高いですし、サポート期間も長いため、下手に新品の下位モデル購入するよりかはPixel8の方がおすすめです。