何か教育に関する資格を新しく取得したいと考え、いろいろ調べていたら「進路アドバイザー検定」を見つけました。
教育に関する進路については関心があるため、「進路アドバイザー検定」合格を目指して頑張ろうと決めました。
今回は、教育の資格:「進路アドバイザー検定」とは、どのような資格なのか紹介したいと思います。
第16回の進学アドバイザー検定に合格することができました!!
ペンタマニア
進路アドバイザー検定とは
「進路アドバイザー検定」とは、高校生など若い人たちに対して進路アドバイスする人が、身に着けてほしい進路の情報や知識を確認するための検定です。
主に高校から大学への進学・就職、大学から就職についての知識をメインに身に着ける検定です。
大学新聞社が主催する民間検定試験になります。
試験内容について
- 学校に関する基礎知識(100点)
- 入試に関する基礎知識(100点)
- 学費に関する基礎知識(100点)
- 職業に関する基礎知識(100点)
- 就職の現状に関する基礎知識(100点)
- 進路指導・キャリア教育の基礎知識(100点)
各区分の点数が100点で合計600点満点です。4肢択一のマークシート方式となっています。
※一部例外があります。
試験時間は90分で、受験料は3800円です。
合格基準
「進路アドバイザー検定」には【マスター合格認定】と【スタンダート合格認定】があります。
合格率
- 第16回:46%
- 第15回:23%
- 第14回:19%
- 第13回:48%
- 第12回:29.9%
平均について
- 学校に関する基礎知識(74.9点)
- 入試に関する基礎知識(73点)
- 学費に関する基礎知識(68.1点)
- 職業に関する基礎知識(70.1点)
- 就職の現状に関する基礎知識(62.9点)
- 進路指導・キャリア教育の基礎知識(66.9点)
第16回の試験に限らないことなのですが、1~3の教育に関する平均点は毎回高いのですが、4~6の就職や進学に関する平均点は低いです。
公式テキストが重要
問題の約8割が「進路アドバイザーのための基礎知識2019年度」の公式テキストから出題されます。
※毎年新しい公式テキストが販売されているので、最新のテキストを購入しましょう。
公式テキストの書評(使い方)については【体験記②】「進路アドバイザー検定」テキストの書評に詳しく書いています。
ペンタマニア
試験の認知度・重要性
英検やTOEICに比べるの世間の認知度は低いです。毎回300~600人程度の人しか試験を受けていません。
しかし、この進学アドバイザー検定は、教育関連の仕事をしている人にとって重要な試験であると、勉強すればするほど思いました。
国が「高大連携」について言及していることからも、高校の教育に関する知識だけ、大学の教育に関する知識だけ、就職活動に関する知識だけではなく、教育業界全体の知識を身に着けることが求められています。
具体的な数字で、教育と就職に関する現状を全体把握することが重要になってきています。
試験に合格すれば、教育業界(進学)について全体把握していると自信がつきますし、実際に進学のアドバイスをするときに役に立ちます。
私の場合は「奨学金」「親が何を心配しているのか」「職業の現状知識」を学んだことが、実際に進学アドバイスするときに役にたっています。
「奨学金を考えてみる?」という単純なアドバイスではなく「奨学金を申し込む時期や種類があるから、〇〇サイトを見て親御さんと〇〇について話をした方がいいよ」と具体的な概要を交えながらアドバイスをできるようになりました。
ペンタマニア
試験の難易度
公式テキストの8割から問題が出題され、日々教育に関するニュースを意識して読んでいれば、さほど難しい試験ではありません。
英単語を勉強するように、知識を定着させることができれば合格することができます。
進学アドバイザー検定に関する記事 一覧
- 【体験記①】「進路アドバイザー検定」とは →この記事
- 【体験記②】「進路アドバイザー検定」テキストの書評 →次の記事
- 【体験記③】「進路アドバイザー検定」過去問を解いてみた感想(点数)
- 【体験記④】「進路アドバイザー検定」に合格!!対策方法について