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資格を持っていると就職・転職活動で自分をアピールすることができます。
公認会計士、税理士、司法書士など難易度が高く合格率が低い資格は、転職・就職活動でより有利に働きます。しかし、こられの資格を取得するのには膨大な勉強時間が必要で資格が取得できないこともあります。
せっかく資格取得を目指し勉強しても、就職・転職活動をする前に取得できなければ、履歴書に書くことができず努力が無駄になってしまいます。
今回は合格率が高く1年以内に取得でき就職・転職活動で有利になる資格を紹介します。
【1位】 TOEIC® Listening & Reading Test
日本を訪れる外国人観光者は年々増え、2020年のオリンピック開催で英語の重要性はさらに増しています。観光地や都市のコンビニやドラッグストアのアルバイトでは、日常会話の英語を話せれば時給が+100~200円なんてこともあります。
外資系・観光系企業だけが英語を必要とする時代ではなく、他の企業も英語を使いこなせる人材を求めているため、ビジネス英語に特化しているTOEICの試験は就職・転職活動で評価されます。
就職・転職では、990点満点中最低545点以上で履歴書に書けます、有利に働くのは595点以上です。
TOEIC545点は英検2級程度、595点は英検準1級程度です。
545点は早ければ6カ月遅くても1年で取得できます。
595点も1年あれば到達実現できるスコアです。
【2位】 日商簿記検定2級(※3級)
簿記とは、大企業から小企業の財務状況や経営活動の記録・管理・計算・分析・整理を行うことです。日商簿記の資格は、財務職、経理職、事務職など数字に関わる仕事で求められます。
日本企業が存続し続けるかぎり簿記の資格は常に求められます。
試験科目 | 試験時間 | 合格基準 | 合格率(過去5回平均) | |
2級 | 商業簿記 | 120分 | 70%以上 | 27.78% |
3級 | 商業簿記、工業簿記 | 120分 | 70%以上 | 46.38% |
日商簿記3級は、早ければ1カ月遅くても3カ月で資格を取得することが可能です。
日商簿記2級は、早ければ6カ月遅くても1年で資格を取得することが可能です。
3級に関しては短期間で取得できる資格なので、「履歴書の資格欄が空白で不安」「運転免許以外の資格を書きたい」と思う人にもおすすめです。
【3位】 秘書検定2級
秘書検定は、一般常識やビジネスマナーについての知識があることを企業にアピールできます。まだ社会進出したことない高校生や大学生が多く受験しています。
どの業種でも一般常識やビジネスマナーは求められるために秘書検定の資格を持っていると評価されます。
試験科目 | 試験時間 | 合格基準 | 合格率(前回) | |
準1級 | 5項目 | 130分 | 理論・実技(両方60%以上) | 40.5% |
2級 | 5項目 | 120分 | 理論・実技(両方60%以上) | 54.1% |
秘書検定準1級は一次試験が筆記試験、二次試験が面接試験で早ければ1カ月遅くても3カ月で資格を取得することが可能です。
秘書検定2級はマークシートの試験のみです。早ければ1カ月以内遅くても2カ月以内で資格を取得することが可能です。
秘書を目指していない場合は準1級を目指すのではなく、秘書検定2級と日商簿記検定3級もしくは秘書検定2級とファイナンシャルプランナー3級の組み合わせをおすすめします。
【4位】 ファイナンシャルプランナー2級(※3級)
ファイナンシャルプランナーは資産運用、不動産、年金、相続、税金など、お金に関することをプランニングする仕事です。金融業界や不動産業界を目指している人におすすめできる資格です。
試験科目 | 試験時間 | 合格基準 | 合格率(前回) | |
2級 | 学科・実技 | 120分・90分 | 60点満点で36点以上 | 36.68% |
3級 | 学科・実技 | 120分・60分 | 60点満点で36点以上 | 77.09% |
ファイナンシャルプランナー3級は今回紹介する資格の中で一番合格率が高い資格となります。早ければ2カ月遅くても4カ月で資格を取得することが可能です。
ファイナンシャルプランナー2級は早ければ3カ月遅くても6カ月で資格を取得することが可能です。
【5位】 ITパスポート
ITパスポートの資格は、情報技術を活用するために必要な知識が求められます。システムエンジニアやそれを管理する仕事を目指している人におすすめの資格です。
120分のテストで100問出題されます。総合評価点 1000点満点中600点以上でなおかつ、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系各分野の分野別評価点が300点以上で合格です。合格率は60%以上です。
ITパスポートは、早ければ1カ月未満遅くても2カ月以内で資格を取得することが可能です。
【番外編】 自動車運転免許状
第一種運転免許の取得は、就職・転職活動で有利になる不利になるの問題ではなく、ほとんどの人が取得している免許です。
20~24歳の運転免許保有率は76%、25~29歳の運転免許保有率の割合88.7%です。20代は10人のうち8人が運転免許書を持っています。
通勤するときや営業で外回りをするときに車を運転する可能性もあるので、なるべく自動車免許を取得することをおすすめします。
合宿であれば最短14日、遅くても3カ月で資格を取得することが可能です。
まとめ
資格を求められる職場は少ないですが、資格を保有していることにより就職・転職活動で相手に対して好印象を与えることができます。
自分が目指している業種と関係ある資格を取得して、少しでも就職・転職活動を有利に進めましょう。