Xperia X Performance SOV33を2年間使ってみたレビュー(良い所・悪い所)

Xperia X Performance SOV33が販売されたのは2016年6月です。

私がXperia X Performance SOV33を購入したのは2016年10月頃で2018年9月にXperia XZ1 SOV36に機種変更しました。

いまXperia X Performance SOV33の購入を考えている人は、サブ機として使用するか、中古での本体価格が安くなったのでメイン機種として使用してみようと考えている人が多いのではないでしょうか。

約2年間メイン機種約3年間サブ機種として使ってきたからこそわかる、Xperia X Performance SOV33の良い所・悪い所をレビューしますので、ぜひ参考にしてみてください。

主なスペック・仕様

サイズ(高さ×幅×厚さ)約144mm×約71mm×約8.6mm
質量約165g
CPUMSM8996/2.2GHz×2コア+1.6GHz×2コア
メモリ32GB/3GB
ディスプレイ約5.0インチ トリルミナスディスプレイ for mobile/LCD(Full HD)
電池容量2570mAh
BluetoothWi-Fi/テザリングIEEE802.11a/b/g/n/ac/最大接続数10台
防水/防塵防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X)
カメラ(メイン)有効画素数約2300万画素
カメラ(フロント)有効画素数約1320万画素
対応通信規格4G LTE/WiMAX 2+
最大通信速度受信370Mbps /送信225Mbps
おサイフケータイ
フルセグ/ワンセグ

中古の販売価格

アマゾン、楽天、メルカリ、その他の中古ショップで確認したところXperia X Performance SOV33の中古の販売価格は1万~2万円程度です。

  • 新品同様で約1万5000円
  • 使用感が少しある約1万円
  • スマホにキズがある約5000円~7000万円

イシオスでは中古のXperia X Performance SOV335000円~1万円で販売しています。


ちなみに私は発売されてすぐ購入したので6万円ぐらい支払ったと思います。

良い所

スマホのサイズがコンパクトで持ちやすい

最近は画面の大きいスマホがブームで片手で操作することが難しいです。

しかし、Xperia X Performance SOV33は約5インチのディスプレイということもあり、少し混雑した電車の中でも片手で操作できます。

女性の方も片手で操作できると思います。

スペックが求められるゲームもサクサク動く(ベンチスコア)

パズドラ、モンスト、パワプロ、荒野行動、ポケモンgoなど有名なゲームもサクサク動き、画面タッチの反応もいいので音ゲーもプレイすることが出来ます。

また、スマホのスペックが求められるPUBGも標準モードであればサクサク動きます。

ベンチスコアは12万6000点あるので、ほとんどのゲームアプリは問題なく使用できます。

2020年6月追記

PUBG、リズムゲームをプレイすると少しもっさり感があります。

 

下記のベンチスコアを見て頂ければわかると思うのですが、GPU性能は今のミドル機種にも負けない性能なのですが、CPUが3万点台とかなり非力です。最低でも5万点台は欲しいところです。

 

スペックが求められるゲームは正直つらいです。パズドラ、モンスト、荒野行動、パワプロあたりのゲームであれば問題なくプレイすることができます。

 

ハイレゾ対応

音楽を聞くのが好きな人にとって、ハイレゾ機能があるのはかなり嬉しいです。

私の使用しているハイレゾイヤホンは3000~8000円程度ですが、音が良くなったのが実感できます。

最近では、イヤホンジャックがないスマホが販売されていますが、Xperia X Performance SOV33はイヤホン端子があります。

また、ハイレゾ対応していない音源を高音質にする機能が付いていることもおすすめポイントです。

これは悪い所なのですが、容量が32gbしかないのでたくさんの曲を入れたい人はmicro sdカードが必ず必要になります。

悪い所

正直な話、Xperia X Performance SOV33を長く使っていると悪い所の方が目立ちました。

CPUとバッテリーの熱暴走

この熱暴走が大問題なんです。特にです!!

私が購入したのは2016年10月で気温も20℃前後なので、音楽を聴きながらゲームしたり、動画を見ながら検索してもスマホ本体がほんのり暖かくなる程度でした。

冬もスマホ本体が暖かいのでカイロ代わりになるときもありました。

しかし・・・2017年6月下旬になると気温が30℃以上になり、Xperia X Performance SOV33熱暴走しだします。

熱暴走すると動きがカクカクして、最悪強制シャットダウンします。

特に、音楽を聴きながらゲームしたり、動画を見ながら検索するなど、複数の動作を同時におこなうと動きがカクカクしたり強制シャットダウンしやすいです。

やはりCPU性能が非力なのも原因だと思います。

夏場のXperia X Performance SOV33の使い方には気をつけなければいけません。

ゲーム

良い所でもゲームについて書きましたが、悪い所もあります。

熱暴走と関係しているのですが、スペックが求められるゲームを長時間プレイすると動きがモッサリしてきます。

パズドラ、モンスト、パワプロ、ツムツムなどのゲームは夏場でも長時間プレイできます。

しかし、PUBG、real race3、ポケモンgoなどスペックが求められるゲームは長時間プレイすると動きがモッサリします。

ちなみに、私はポケモンgoをプレイしていたのですが、夏場動きがモッサリしてモンスターボールをカーブで投げることができなくなり遊ぶのをやめました

2020年6月追記

さきほども書きましたが、熱暴走は何年たってもかわりません。アンドロイドがアップデートされても夏場は熱暴走します。

メモリ3GB

メイン機種として使うにはメモリが3GBと少ないです。

私はスマホのヘビーユーザーなので、フェイスブック、ライン、スカイプ、ツイッター、インスタグラムなどのSNS系アプリやマクドナルド、松屋などのクーポンが入手できるアプリが20ほどインストールしています。

そのためメモリ3GBでは足りないです。

1.7GBはアンドロイドを動かすシステムに利用され、アプリで800MBほど、残り500MBほど使用できるのですが、スペックが求められるゲームだとメモリー不足になります。

まとめ

Xperia X Performance SOV33の購入に向いてる人

  • メール、電話、SNS、動画、音楽、ゲームなど、アプリを複数起動して使用しない人
  • 片手でスマートフォンを持ちたい人
  • 中古で安く購入したい人
  • 音楽でハイレゾを楽しみたい人(音楽プレイヤーとして使用)

Xperia X Performance SOV33の購入に向いてない

  • スペックが求められるゲームで遊びたい人
  • 大きい画面で動画を見たりゲームで遊びたい人
  • 複数アプリを同時起動する人

ちなみに、私はXperia X Performance SOV33からXperia XZ1 SOV36に機種変更しました。

格安SIMのBIGLOBE(ビッグローブ)データー通信専門SIMカード3GBと契約して、Xperia X Performance SOV33はサブ機として使用しています。

主に、ハイレゾの音楽を聴くとき、クーポン系アプリの使用、メール確認、ニュース記事を読むときに使用しています。

Xperia X Performance SOV33のOSはアップデートすればAndroid8.0になるので、使い方によってはもあと2年ぐらいは現役で使えそうです。

【Xperia XZ1レビュー】 2年使用してわかったこと(メリット・デメリット)

2020年6月追記(ポイント)

正直メイン機種としてはおすすめしません。発売されてから4年が経過し、当時ミドルハイ機種の位置づけでしたか今はミドルロー機種の位置づけです。

 

ベンチマークのスコアは高いですが、極端にCPUのベンチスコアが低い、熱暴走しやすいなどを考慮するとサブ機としてもイマイチになってきました。

 

いまはお風呂で使用、Bluetoothスピーカーで音楽を流すとき、外出するときに音楽プレイヤーとして使用しています。用途が限定されるのでサブサブ機としての位置づけです。

 

もしXperia X Performanceを5000~10000円で購入しようと考えている方は、+1000~3000円ほどすればバランスのとれたスペックの、ASUS Zenfone4やSony Xperia XZを購入することをおススメします。

 

使い方にもよりますが、Xperia X Performanceはもう限界がきている感じです。

イオシスだとASUS Zenfone4が9000~12000円、Sony Xperia XZが10000~15000円で販売されています。