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レッツノートCF-SZ6は2017年、CF-SV7は2018年、CF-SV8は2019年に発売され、企業で使用されていたリユース品が、かなり中古市場に流れてくるようになりました。
私もCF-SZ6とCF-SV8は中古で購入して使用しているのですが、購入するときにCF-SZ6、CF-SV7、CF-SV8のどれを購入すればいいのか迷っている方は多いのではないでしょうか。

比較して違いなどを紹介していますので皆さんの参考になれば幸いです。

「できるだけSV8かSV7後期型を選択する」ことをおすすめします。
Windows11が使えるのはSV8とSV7
Windows10のサポート期間終了は2025年10月14日です。これ以降も使うためにはWindows11対応している必要があります。
SV8とSV7は公式サイトでWindows11に対応していることが書かれていますが、CF-SZ6については書かれていません。
たまにフリマなどでSZ6にWindows11が搭載されていることがありますが、これは無理やりインストールされているため、今後のWindowsのアップデートのサポートを受けられない可能性が高いです。
そのためSV8かSV7を購入した方がWindowsサポートを長期で受けることができます。
PD充電に対応しているのはSV8とSV7後期型

SV8とSV7はPD対応のACアダプターで充電することができます。そのため専用のアダプター(約300g)を持ち運ぶ必要がなく、スマホのACアダプターで充電することができます。
対してCF-SZ6はPD充電には対応していないため、専用のACアダプターでしか充電することができません。
SV7は前期モデルではPD充電ができません。PD充電ができるのは後期モデルだけになります。
フリマサイトなどでSV7の左側面(PD充電口)の写真を掲載していないことがよくあります。SV7後期モデルなのか確認しましょう。
専用のACアダプターは84.8Wですが、UGREEN Nexode Mini 30WやAnker Nano II 65Wなどでも充電することも可能です。充電しながら使うことを考えると60W以上はあった方がいいと思います。
私はAnker Nano II 65WにUGREEN USB Type C ケーブルPD対応 60Wを使用して充電しています。
CPU
ここでは一番安いスタンダードなCore i5で比較していきます。
SV8(Core i5 8365U 4コア8スレッド)SV7(Core i5 8350U 4コア8スレッド)は、第8世代のCPUを搭載しています。SV8のCore i5 8365UとSV7のCore i5 8350Uにはそこまで差はありません。
対してSZ6(Core i5 7200U 2コア4スレッド)は第7世代と1つ古いCPUを搭載しています。SV8のCore i5 8365UとSZ6のCore i5 7200Uを比較するとSZ6の性能は1.5倍ほど低いです。
メモリー
SV8、SV7、SZ6はLPDDR3を採用しているのでメモリーの差はほぼありません。
SV8の方がSZ6と比較すると高性能のメモリーを搭載しているますが、普段使いであればそこまで気にしなくてもいい差です。

どのモデルもメモリーを増設することはできないため、最低でも8GB以上搭載されているモデルを選ぶことをおすすめします。
ストレージ
SV8はSSDモデルしか販売されておりませんが、SV7とSZ6はHDDモデルが販売されています。すべてがSSDだとは思わずに必ずSSDが搭載されているか確認しましょう。
ここまで読んでいただければ、なんとなくお気づきだと思いますが、SZ6はWindows11にアップデートできなかっり、PD充電に対応していなかったり、CPU性能が低いため、購入する候補から外れている方も多いのではないでしょうか。

では「SV8とSV7どちらがいいのか」と問題になってくると思います。
個人的にはSV8の方がSV7よりもいいと思う理由が2つありました。実際に以下の理由からSZ6から新しい中古パソコンを購入するときにSV7ではなくSV8を選びました。
理由①:中古の価格がほぼ同じ
SV8もSV7もCPUがcore i5でストレージ容量が同じであれば価格差はほぼありません。パソコンの状態にもよるのですが、約25000円~35000円で購入することができます。
価格がそこまで変わらないのであれば、新しく発売されたSV8の方がいいと考えました。
理由②:CPU性能が少し高い
さきほどCPU性能の項目で、SV8のCore i5 8365UとSV7のCore i5 8350Uに違いはそこまでないと書きましたが、正確にはSV8の方が1.1~1.25倍ほど性能が高いです。
正直な話、いままでの経験上CPU性能1.1~1.25倍ほど高くても、体感的にはあまり差を感じません。
ただ少しでもCPUの性能が高い方が「なんとなく満足感がある」という安直な理由なのですが、SV8を選択した理由の1つにはなりました。
結局はそこまでの違いがない
理由を2つあげましたが、そこまで決定的な理由にはなっていないのは私自身も気づいています。
私も購入するときにSV7とSV8どっちがいいのかなと、「SV7とSV8の違い」「SV7 SV8 比較」などで調べたのですが、そこまで違いはないんです。違いがそこまでないから比較する記事が見つからないという結論にいたりました。
正確に言えば、SV8の方がSV7よりも性能が全体的に少しアップしているだけで、体感的に感じるほど性能アップはしていないと思います。
では最後に本音ベースでまとめていきたいと思います。
実は「CF-SZ6はいまでも使えるのか」という記事にも書いているのですが、動画編集やゲームをしないで普段使いであればCF-SZ6でも何も問題ないです。普段使いであればCF-SZ6、CF-SV7、CF-SV8のどれでもいいです。

しかし、SV8とSV7後期モデルはPD充電ができ利便性が高く持ち運びしやすく、Windows11に対応してるため2025年以降サポートをうけることができるという2点で、ある程度中長期的に使うことを考えるとSV7やSV8の方がおすすめできます。
SV8とSV7のどちらがいいのかという問題なのですが、少しでも性能が高いほうが安心できる場合はSV8、少しでも安く購入したいならSV7という結論になると思います。
ただ中古でノートパソコンを購入する場合は、性能も重要なのですがバッテリーの駆動時間がどれだけ残っているのかも重要になってきます。ハズレの個体だと100%充電しても1時間しか使えないこともありますし・・・
短くまとめるとバッテリー駆動時間を意識しつつ、少しお高め性能重視のSV8、バランス重視のSV7、セキュリティーと利便性を気にしないコスパ重視のSZ6から自分にあるノートパソコンを選択するのがよいかと思います。


