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大学の先生の「役職」と「呼び方」
役職
大学の先生を役職の地位が高い順に並べると、
- 教授
- 准教授
- 講師
- 助教・助手
となります。
呼び方
教授、准教授、講師、助教・助手の役職に関係なく、学生は「先生」と呼ぶのが無難です。
テレビドラマで「教授!」と呼ばれているシーンがありますが、「准教授!」「講師!」と呼ばれているシーンはないですよね。
役職が上がらないことを気にしている先生もいますので、「先生」と呼びましょう。
大学の先生は「研究者タイプ」か「指導者タイプ」
大学の先生の主な仕事は以下の2つです。
- 研究して論文を書くこと
- 学生に指導すること
先生が、「研究者タイプ」か「教育者タイプ」かで、学生への接し方も変わってきます。
「研究者タイプ」と「教育者タイプ」の先生について、わかりやすいようにあえて誇張して書きます。
授業は、自分の研究に関係する内容を多く取り扱い、ゼミの指導は最低限!
※数年前の話ですが、某大学のある先生は、テレビやラジオの出演を優先させ、前期の授業15回のうち8回が休講となりました。
授業ではさまざまなテーマを取り扱い、ゼミ指導が熱心で就職活動まで面倒見てくれる!
研究と指導を両立している先生はたくさんいますが、一般的に「研究者タイプ」の先生が多いです。
なぜならば、大学の先生は学生への指導よりも、論文や本の執筆、学術誌への投稿、学会での発表することのほうが、研究者として評価され早く出世します。
残念ながら教育熱心な先生(准教授)でも、論文を書かないと教授になることはできません。
また、学会での発表が少なくなると、学術誌の仕事やメディアへの出演の仕事がまわってこなくなります。さらにある程度の研究成果がでないと研究費も減らされてしまいます。
となると必然的に、学生への指導より研究に力をいれるわけです。
ここまで読めばわかると思いますが、「研究者タイプ」の先生より「教育者タイプ」の先生の方が、学生への面倒見はいいです。
実際、大学の先生に「どのように接してきてほしいか」聞いてみた!
お世話になった2人の先生からご飯にさそわれまして、そのときに「どのとうに接してきてほしいか」と聞いてみました。
ペンタマニア
O先生
ペンタマニア
S先生
O先生
ペンタマニア
O先生
O先生
ペンタマニア
S先生
O先生
ペンタマニア
ペンタマニア
S先生
O先生
O先生
S先生
S先生とO先生は、研究と学生への指導者を両立されてる先生ですが、S先生はどちらかというと「研究者タイプ」の先生でO先生は「指導者タイプ」の先生です。
私は大学を卒業してからもS先生とO先生とは連絡を取り合っています。いまでも人生相談をすることがあります。
大学生活で、先生と友好な関係を持つことができれば、大学卒業後も相談したり、ご飯を食べに行くことができます。
まとめ
大学の先生だから、特別な接し方をする必要性はないです。
学生は社会人ではないので、見た目ではなく最低限のマナーや礼儀作法を守れば、先生もきちんと対応してくれる。
例えば部屋に入るときのノックであったり、メール書き方、話し方などです。
ただし、「研究者タイプの先生」は論文、本の執筆、学術誌への投稿、学会での発表を優先するので、学生を毛嫌いする先生がいるのも事実です。
大学の先生と師弟関係を築くことができれば、より良い大学生活を送ることができ、卒業後も良好な関係を保つことができます。
大学のホームページには先生が、学生に対してメッセージを書いている場合があるので、事前に読んでおきましょう。何か参考になることが書いているかもしれません。また、先輩や友達から先生の情報収集を積極的にしましょう。
先生に対しての第一印象は重要ですし、社会人になったときも礼儀作法は必要になってきますので、早めに学んでも損はしないと思います!!