実機購入|本気でLenovo Z5sを徹底レビュー!!

Lenovo Z5sの4gbモデルを購入し、メイン機種として1ヵ月使用したので徹底レビューしたいと思います。

2018年12月に販売された機種ですが、結論から先に述べると、コストパフォーマンスが高い機種で大変満足しています。

ではさっそくレビューしていきたいと思います!!

購入経緯

Lenovo Z5sのレビューした情報が知りたい方は、この項目は読まなくても大丈夫ですよ。

メイン機種としてXperia XZ1、サブ機としてXperia X Performanceを使用していたのですが、サブ機のXperia X Performanceの処理速度が最近遅いと感じ、新しいスマホを購入しようと思いました。

購入するための条件
  • 25000円以内
  • ペンチマーク:18万点以上(GPU4万点以上)
  • 画面サイズ:6インチ以上(フルHD以上)
  •  microsdカード:128gb認識
  • イヤホンジャックあり
  • オーディオ再生:FLACに対応

ミドルクラス機種でどの端末がいいのか調べました。

候補として、Redmi Note 8pro、Redmi Note 9s、UMIDIGI F1、Lenovo Z5sを選び、結果として「Lenovo Z5s」を15800円でAmazonで購入しました。

主なスペック・仕様

サイズ(高さ×幅×厚さ)約156.7mm×約74.5mm×約7.9mm
質量約172g
CPUQualcomm Snapdragon 710
メモリ64GB/4GB
ディスプレイ6.3インチ
電池容量3300mAh
BluetoothWi-Fi/テザリングIEEE802.11a/b/g/n/ac
防水/防塵防滴
カメラ(メイン)広角レンズ + 望遠レンズ + 深度センサ
カメラ(フロント)16MP , F値/2.0
対応通信規格4G:LTE band 1(2100), 2(1900), 3(1800), 5(850), 7(2600), 8(900), 20(800), 34(2000), 38(2600), 39(1900), 40(2300), 41(2500)

3G:HSDPA 850 / 900 / 1900 / 2100

ポートType-C 1.0
おサイフケータイ×
フルセグ/ワンセグ×

開封・付属品

付属品
  • 本体
  • スマホカバー(シリコン製)
  • ケーブル
  • コンセント(日本では使用できない形状)
  • 保護フィルム
  • 説明書

付属品は他の中華スマホと変わらないです。最初からスマホカバーと保護フィルムが付属しているのが嬉しい!!

しかし、冷静に考えると中華スマホは最初から保護フィルム貼られていたような・・・

保護フィルムを貼るの苦手なのですが、頑張って貼りました。

前面

背面

販売前のプロモーションでは、画面占有率は92%であると宣伝していましたが実際は83%です。正直、購入するとき心配したのですが、実際に手に持ってみると、画面占有率が83%でも十分に画面は広く感じます。

カラーは青、黒、オレンジが用意されているのですが、今回は青を購入しました。

指紋は付きやすいですが見た目はかっこいいです。カメラの部分は少し出っ張っていますが、付属品のスマホカバーを付けると高さを気にせずに使用することができます。

側面

充電口、スピーカー、イヤホンジャックは側面下の部分に配置されています。

Xperiaのイヤホンジャックは基本的に上の部分に配置されているのですが、Lenovo Z5sは下の部分に配置されています。

下の部分にイヤホンジャックが配置されていると、有線のイヤホンを使用したときに、ケーブルが邪魔にならず使いやすいです。

antutu ベンチマーク

ベンチマークは約20万点です。3回ベンチマークを回したのですが、平均スコアは201359点でした。

ミドルクラスの中華スマホは、HelioやKirinが使用されていることが多いのですが、CPUの点数は高いのですがGPUの点数が低いことが多いです。

Lenovo Z5sに積まれているSnapdragon 710は、CPU約7万点、GPU5万4千点とバランスがとれています。←購入する決め手になりました!!

1万6000円でSnapdragon 710を積んでいるスマホを、Lenovo Z5s以外で見つけることができませんでした。コストパフォーマンスはかなり高いです。

ゲームはサクサク動く!!

実際にプレイしているゲーム
  • パワプロ
  • マインクラフト
  • real race3
  • pubg
  • ぷよぷよ
  • 乃木坂46リズムフェスティバル
  • カジプロ
  • グラセフ・オートバイスシティ
  • モンスト
  • 白猫プロジェクト

pubgに関しては「HD高」でプレイすることができます。音ゲーの乃木坂46リズムフェスティバルもスムーズにプレーすることができたので、他の音ゲーもスムーズにプレイすることができると思います。

CPU、GPU、メモリのバランスがとれているので、ゲームをプレイしていてストレスを感じることはありませんでした。ミドルクラスのスマホですが、ほとんどのゲームをストレスなくプレイできます。

アプリについて

最初からインストールされてるアプリは、アンインストールすることが可能です。

Googleのアプリ、Facebook・Twitter・InstagramなどのSNSアプリ、HD ONKYO・Poweramp・Amazon Musicなどの音楽プレイヤーのアプリ、youtube・ツイキャス・17ライブ・ニコ生・showroomなどの動画配信アプリなど、様々なアプリをインストールして使っていますが、すべて正常に動いています。

ちなみにVR動画やVRゲームもできます!!

日本語訳されてない部分がある

日本語訳できていない部分が一部ありますが、どれも簡単な英単語なので特に問題はないと思います。

設定画面でも、指紋認証を設定する項目と4D U-Touchというボタンをカスタマイズ設定する項目が英語ですが、それ以外は日本語訳がきちんとされています。

指紋認証早く、顔認証は普通

指紋認証

指紋認証は背面に設置され、右手か左手の人差し指で指紋認証をしています。

指紋認証速度は約0.5~1秒で起動はかなり早く、ストレスを感じることはありません。

驚いたのは、Xperia XZ1はボタンを押してから指紋認証でロック解除なのですが、Lenovo Z5sは背面の指紋認証部分に指をかざすと自動的に起動して指紋認証ロック解除してくれます。ボタンを押さなくても指紋認証してロック解除は便利すぎる!!←これは購入してから知りました!!

顔認証

顔認証もできますが、周囲の明るさや角度で認識するスピードに差があります。早ければ1秒、遅ければ3秒ぐらいです。

指紋認証が早いので、顔認証の機能を使うと少しストレスを感じます。

ちなみに私は、指紋認証だけで顔認証は利用していません。

音質(ハイレゾ)、スピーカー

ハイレゾの音質(有線イヤホン)

ハイレゾ対応のプレイヤーをインストールしての音質レビューになります。

使用したイヤホンは、手軽にハイレゾ音質を楽しめるパイオニア SE-CH5T(3300円)を使用しました。このイヤホンは、中音域と高音域を得意とするイヤホンです。

ONKYO HD playerとPowerampの音楽プレイヤーを使用し、再生した曲は、宇多田ヒカル「桜流し(ハイレゾ音源)」鬼束ちひろ「月光(ハイレゾ音源)」です。

ハイレゾ音源で聞きましたが、音質はかなり良かったです。Xperia XZ1と比較しても遜色のない音質だと個人的には思います。

ここはイマイチ

ハイレゾ音源ではない曲を聞いたときに音質がイマイチでした。おそらく、私がXperia XZ1を普段使用しているためだと思います。Xperia XZ1にはDSEE HX(ハイレゾ対応でない曲を高音質にする)機能があるのですが、Lenovo Z5sにはありません。そのため曲を聴いたときに音に深みを感じることができませんでした。DSEE HX機能がないスマホを利用している人であれば気にならないと思います。

スピーカー音質

スピーカーは16000円なのにデュアルステレオスピーカーを搭載しています。かなりの大音量で音楽を聴いたり映画を見ることができます。

音量をMAXにすると音ワレしますが、おそらくほとんどの人は音量MAXにする機会はないと思います。音量は中でもかなり大きいです。



バッテリーは3300mAhだが問題なし

バッテリーは3300mAhで、6.3インチの大きめなスマホにしてはバッテリー容量が少ないです。いまのトレンドは4000mAh以上ですからね。しかし、大容量バッテリーを搭載しているスマホより30g~50gほど軽いのがメリットです。

上の画像を見てほしいのですが、youtubeを約1時間、新聞、書籍、ネットサーフィンを約2時間30分、ゲームを約1時間ほどして、残りバッテリー容量が44%です。普段使いで使用するぶんには、バッテリー容量が3300mAhでも問題なく1日は持ちます。

ネットワーク(対応バンド)

ドコモ系

4G band19は非対応、, FOMAプラスエリア3Gは対応

ソフトバンク系

プラチナバンド Band8対応

※AU系はすべて非対応!!

まとめ(良い所・悪い所)

良い所

  • Snapdragon 710を搭載
  • ベンチマーク約20万点
  • 6.3インチの広い画面
  • ハイレゾ対応
  • 指紋認証が早い
  • デュアルステレオスピーカーを搭載

悪い所

  • 一部日本語にならない箇所がある
  • バッテリー容量がこのサイズのスマホにしては少ない
  • 顔認証のスピードは遅い
  • 対応バンドが少ない

さいごに

Lenovo Z5sは、特出した機能はありませんが良くまとまっている端末です。1年使用すると16000円÷365日=1日43円、2年使用すれば1日21.5円です。

候補に挙げていたスマホも悪いスマホではないのですが、Lenovo Z5sがあまりにもコストパフォーマンスが高すぎる!!

Snapdragon 710を搭載してフルHD+で13000~16000円で購入できるなんていい時代になりました。

何か気づいたことがあれば追記します!!

MEMO

メモリーが6GBのモデルもあるのですが、性能面はあまり変わらないようです。購入前にyoutubeで海外の方がレビューされている動画をいくつか見たのですが、+3000円だして6GBモデル購入しようとは思いませんでした。4GBで十分だと思います。