GIGABYTE B460M DS3H レビュー|自作メリット・デメリット

新しい自作パソコンを組み立てるために、コストパフォーマンスが高いマザーボード「GIGABYTE B460M DS3H Intel B460チップセット搭載」MB4963を購入しました。

マザーボードGIGABYTE B460M DS3Hを選択するメリット、デメリット、自作するときの組み立てやすさ、対応CPU・メモリーについて書いています。

GIGABYTE B460M DS3Hの主なスペック

  • インテル第10世代のCPUに対応( LGA1200)
  • 4 スロットx DDR4に対応(MAX128GB)
  • B460
  • 2280M.2スロット搭載
  • DualBIOS搭載
  • ハイエンド・オーディオ・コンデンサー搭載
  • 1 x PCI Express x16 slot
  • 2 x PCI Express x1 slots

GIGABYTE B460M DS3Hを開封

  • マザーボード本体
  • 背面パネル
  • CD-R
  • マニュアル
  • SATAケーブル2本
  • 特別キャンペーン招待状

正面

黒を基調としたMicro ATXです。オーソドックスなマザーボードですね。

M.2スロット(1つ)が搭載されているマザーボードをはじめて購入しました。

側面

USB 3.2 Gen1ポートが6つあるのは助かります。USBハブを購入しなくてもよさそう。

特筆する端子はなく、ごくごく一般的なマザーボードです。

※USB 3.2 Gen2には対応していません。

使用したパーツ「対応CPU、メモリー、M.2」

Core i3 10100「対応CPUについて」

CPUはコストパフォーマンスが高い、Core i3 10100を選択しました。

名前は「Core i3」ですが、Core i7 7700と同様の性能でゲーミングPCのCPUとしても使うことができます。

10000~12000円で購入することができます。

注意

グラフィック機能が付いていない、Core i3 10100Fの人気があるという記事をよく見かけます。しかし、現段階ではGIGABYTE B460M DS3HはCore i3 10100Fをサポートしていません。

BIOS更新などをチャックしてサポートしているCPUを確認しましょう。

B460M DS3HサポートCPU一覧

TEAM DDR4 2666 8BG×2「対応CPUについて」

TEAM DDR4 2666Mhz  8GBx2枚(TPRD416G2666HC19DC01-A)を購入しました。

アマゾンで一番安いヒートシンク付メモリーで、GIGABYTE B460M DS3Hのマザーボードがサポートしているメモリーを購入しました。

注意

Core i9/i7ではDDR4 2933Mhzに対応していますが、Core i5/i3/Pentium/Celeronは2666Mhzまでしか対応してないので注意してください。

B460M DS3HサポートCPU一覧

Western Digital  500GB M.2-2280「対応M.2について」

サポートリストの中からWestern Digital 500GB  M.2-2280(WDS500G2B0B-EC)を選択しました。

ウェスタンデジタルだと少し値段が高いですが、信頼と安心があるため購入!!

B460M DS3HサポートCPU一覧

サポートされていないCPU、メモリー、M.2でも動くことはありますが、必ず動くという保証はないので注意が必要です。

パソコンをはじめで自作する人は、マザーボードがサポートしている製品を選択することをおすすめします。

自作するときの組み立てやすさ

配線がゴチャゴチャなのは気にしないでください。これはいつものことです。

意外にホコリが多いのもの気になります・・・週末に掃除したい・・・

話を戻すと組み立てについてですが、組み立てはしやすいです

スペースが足りないとか、グラボ(GTX1660 )を設置しにくいなどはありませんでした。

  1. メモリー
  2. M.2
  3. CPU
  4. グラボ
  5. 配線

の順に取り付けるとスムーズに組み立てることができます。

注意

必ずM.2をはめ込んでから、CPUクーラーを取り付けましょう。先にCPUクーラーを取り付けてしまうと、M.2 をはめ込むことができません。

付属しているマニュアルは日本語なのも安心できます。

B460M DS3Hを選択するメリット

コストパフォーマンスが高い

MicroATXで

  • メモリースロット4つ
  • ファンピン3つ
  • 1 x PCI Express x16 slot
  • 2 x PCI Express x1 slots

が備わっていて8000円台なのが、唯一GIGABYTE B460M DS3Hでした。

他の大手メーカーのマザーボードB460は、9000~12000円が相場なので1000~3000円ほど安いです。

メモリースロットが4つ

他の大手メーカーも8000円台でB460Mのマザーボードを発売しているのですが、メモリースロットが2本しかありません。

将来的に8GB×4本を考えている人にとって、メモリースロットが4つあることは重要です

いまは8GB×2本ですが、メモリーが安くなったときに購入して8GB×4本に増設する予定です。

メモリースロットが4つ欲しいのであれば、GIGABYTE B460M DS3H一択になると思います。

新しいソケットLGA1200を採用

第10世代のCPUから、ソケットが新しくなりLGA1200が採用されています。

第10世代のCPUはAMDに完全敗北してしまいましたが、第11・12世代と巻き返しを図ってくると思われます。

ソケットLGA1200で、新しい世代のCPU交換するこが可能なはずです。

新しいパソコンを自作するなら、いまがちょうどいいタイミングかもしれません。

日本国内・正規代理店2年保証付

正規代理店2年保証が付いています。

メモリーのような永久保証ではないですが、マザーボードの中では保証期間が比較的長いです。

やはり保証があるのは嬉しいと言うよりも、商品に自信があるのだと安心して使うことができます。

B460M DS3Hを選択するデメリット

オーバークロックできない

B460のマザーボードは、残念ながらオーバークロックすることができません。

CPUの性能が高いのでオーバークロックする必要はないと思いますが、ロマンを追っかけるためのマザーボードではありません。

オーバークロックしたい場合は、チップセットZ490が搭載したマザーボードを購入する必要があります。

WI-FI機能がない

GIGABYTE B460M DS3Hのマザーボードは、WI-FIが搭載されていません。

WI-FIが搭載されているマザーボードは、チップセットH470かZ490になります。

私はPCゲームをするので、LANケーブルの接続で構わないのですが、一般的な利用をするのであれば、WI-FI機能があった方がいいのかもしれません。

スロットの少なさ

  • 1 x PCI Express x16 slots
  • 2 x PCI Express x1 slots

MicroATXのマザーボードなので、当たり前かもしれませんがスロットの数は少ないです。

サウンドカードやグラボの2枚挿しをしたい場合は、ATXのマザーボードを購入しましょう。

さいごにまとめ

GIGABYTE B460M DS3Hは、「価格.com」の人気売れ筋ランキングで常にベスト10以内に入っており、「アマゾン」のレビュー数も多いことから人気があるモデルだと言えます。

チップセットH410は、RAID構成非対応やインテルOptaneメモリーにも非対応ですが、GIGABYTE B460M DS3Hは「B460」なので対応しています。

Wi-Fi機能やオーバークロックが必要なければ、メモリースロットが4つ備わっているMicroATXの中では、GIGABYTE B460M DS3H Intelは、一番安くコストパフォーマンスが高いです。

2か月ほど使用していますが、いまのところ何も問題なく使用できています。