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こんにちはペンタマニアです。chromebookではなく実用的なandroidの10インチタブレットが欲しく、いろいろ調べた中から「Teclast T40 Plus」を購入しました。
さっそくメインタブレットとして使用しているのですが、実用的でかなり満足しています。
ブラウジング、ゲームをプレイ、タッチ感度・追従性、外部出力、モニターの鮮やかさ、Antutuのスコア、タッチペン、コントローラーを使用したときなど、みなさんが気になるところを徹底レビューしています。
またTeclast T40 Plusを、実用的に使うためのアプリもいくつか紹介しています。これによりTeclast T40 Plusの欠点を補うことができます。
ではさっそくレビューしていきましょう!!
ペンタマニア
※最後に6カ月ほど使用したレビューも書いているので購入するときの参考になれば幸いです。
主なスペック・仕様
Teclast T40 Plus | |
OS | Android 11 |
CPU | UNISOC T618 |
RAM | 8GB |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 10.4インチ(2000×1200) |
入出力 | USB Type-C、3.5mmオーディオジャック、microSDカードリーダー |
スピーカー | 4 |
サイズ | 24.1 x 15.9 x 0.92 cm |
本体重量 | 446g(実測) |
Teclast T40 Plusは、今発売されている中華メーカーの10インチタブレットの中で、一番バランスが取れている端末です。
「Teclast M40 pro」は、Android 11ではあるがRAMが6GBと少なく、重さが550gを超えていて、「Teclast M40」はAndroid 10でRAMが6GBと少なく、解像度が1920×1200しかありません。
「ALLDOCUBE iPlay 40 Pro」はストレージは256GBであるが、3.5mmオーディオジャックがなく、「BMAX MaxPad I11」がTeclast T40 Plusの対抗馬になる予定だったのですが、電源ボタンを押しても画面が表示されないという、口コミが多く対抗馬から脱落しています。
Teclast T40 Plusは、最新のAndroid 11のRAMが8GBで3.5mmオーディオジャックがあり、10インチタブレットを持った時に軽いと体感できる500gよりも50gほど軽いです。
スペックだけで他の端末と比較すると、必要なとこをきちんと押さえたバランスの取れている端末だと言えます。
では実際につかったときどうだったのかレビューしていきます。
ペンタマニア
開封・付属品
箱には金文字で「匠心」と書かれています。かっこいい!!
筐体は446gだけあって、持った瞬間に「軽い!!」と思いました。最新のAmazon Fire HD10と同じ重さなのですが、こちらをを持った時の方が軽く感じました。
色は濃いグレーと薄いグレーで、とてもシックでかっこいいです。金属製の筐体なので発熱にも良さそうです。
- 充電アダプター
- ケーブル
- 説明書
- SIMスロットイジェクトピン
SIMスロットイジェクトピンを写真に入れるの忘れてました・・・すいません。
説明書は日本語で書かれています。
そして気づいた人は気づいたのではないでしょうか。
海外で購入して輸入している製品だと、アダプターがヨーロッパやロシア仕様になっています。
しかし、日本アマゾンの公式Teclastの店でタブレットを購入すると、充電アダプターの端子が日本使用になっています。
もの凄いありがたいわけではないですが、日本の端子であると何となくですが安心できます。
Antutuベンチマーク
Antutuベンチマークの結果は約234000点でした。全部で3回計測したのですが平均値は231000点と温度もさほど上がりませんでした。
重要なことは、GPUスコアが5万点であることです。
ベンチマークのスコアが20万点越えでも、GPUのスコアが低いタブレットだと、動画を見たときやゲームをしたときに「もたつき」が発生します。
GPUスコアが5万点あると、かなり安心してゲーム、動画、ブラウジングに使用することができます。
実際にタブレットを使用したときに、モタツキを感じることはありません。
ディスプレイの解像度(綺麗さ)
セットアップしてホーム画面を見たとき「綺麗だな~」というのが第一印象でした。
Teclast T40 Plusは、フルHD(1920×1080)よりも少し解像度が高い(2000×1200)です。
中華タブレットだと発色が悪いことが多いのですが、このTeclast T40 Plusは発色がとても良く、黄色の色味が強いとか、黒色が白っぽく見えることがないです。
文字をズームしてもニジミやボヤケなどはなく、かなりくっきり見え好印象です。
電子書籍なども疲れずに読むことができます。
写真だと伝わるかどうかわからないのですが、動画を再生したときの写真になります。
かなり色が鮮やかで鮮明ですよね。映像に特化しているAmazon Fire HDよりもTeclast T40 Plusの方が綺麗に映像を見ることができます。
タッチ感度、追従性
タッチ感度と追従性は、2~3万円の価格帯のタブレットでは頭1つ抜けている感じです。
中華タブレットは、追従性が悪いとよく言われますがTeclast T40 Plusでは改善されています。
実際に説明するよりも動画を見てもらった方が解りやすいと思いますので、気になる人はご覧になってください。
#TECLASTT40Plus #T40Plus #追従性 #タッチ感度 pic.twitter.com/kAxo64ga7h
— ペンタマニア (@labhobby) September 17, 2021
スピーカー
スピーカーは、上部側面に2つ下部側面に2つの合計4つです。
なんちゃって4つスピーカーではなく、4つのスピーカーから音がきちんと出ています。
音質は中音域から高音域が得意で低音域が苦手という感じですが、普通にyoutubeやゲームをするときにはきになりません。
よくよく聞けば低音域が出てないなと気づく程度です。
Bluetooth機能
背面カメラ
もともと入っているカメラアプリを使って撮影しています。
背面カメラは8MP(800万画素)ですが、お世辞にも色合いが綺麗だとか、画質がいいとは言えません。
タブレットにカメラ機能は求めてないので、そこまで残念だという感じはありませんでした。
※ちなみにシャッター音はありませんでした
全面カメラ
背面カメラは5MP(500万画素)ですが、こちらもお世辞にも色合いが綺麗だとか、画質がいいとは言えません。
テレビ電話やテレビ会議をするのであれば、まぁ~まぁ~使えるという感じです。
カメラに過度な期待はしてはいけません。カメラに関しては価格相応ですね。
ペンタマニア
ゲーミング性能
ウマ娘
ウマ娘はプレイすることはできますが、画面が切り替わるときに、0.5秒ほどモタツクことがたまにありますが、これならばギリギリ許容範囲内であるとは思います。
少なからず、私はそこまでストレスには感じませんでした。
ペンタマニア
Real Racing3
一時期かなりやりこんでいた、レーシングゲームのReal Racing3も問題なくプレイすることができました。
F1や300キロを超えるスポーツカーを運転しても、画面のカクツキはありませんでした。またやり始めようかな(笑
スマホでしかプレイしたことがなかったので、大画面でプレイしたときに感動してしまいました。
マイクラ
最初にマップを読み込むときは、少しモタツキを感じましたが、一度読み込んだマップではモタツキはなくなりました。
これならゲーミングパソコンを購入する予算はないけど、マイクラをプレイしたい人へおすすめできると思います。
マウスとキーボードも問題なく使用することができますので、操作性を気にする必要性もありません。
PUBG
PUBGはHD画質でプレイすることができます。
ロードもそこそこ早く、処理落ちなどもなく快適にプレイすることができました。
ただし、タブレットなので操作性は微妙です。画面が大きすぎてボタンが押しにくかったです。キーボードやマウスがあるといいのではないでしょうか。
Widevine
残念ながらWideVIneは「L3」です。
アマゾンプライム、ネットフリックスなどは、高画質で見ることができません。
実際に高画質で見ることができませんでした。
ちなみに、youtubeはフルHDや4Kで見ることができます。また、ニコ生、アメーバTV、17LIVEなどの配信系アプリは高画質で利用することができました。
バッテリー
バッテリー容量は6600mAhと一般的なタブレットと比較すると、500~700mAhほど少ないですがバッテリー容量が少ないとは感じませんでした。
- Youtube1時間(100%→88%)
- ウマ娘1時間(88%→69%)
- ブラウジング1時間(69→58%)
- グーグルスプレッドシート1時間(58%→46%)
明るさは真ん中で連続して使用した結果です。
なかなかバッテリー持ちはいいように感じます。ウマ娘をプレイして1時間で19%しか減ってないのが驚きですね。
タッチペン
100円ショップの激安タッチペンを使って検証しています。
画像を見てわかると思うのですが、残念ながらお世辞にも書きやすいとは言えません。
後から線がついてくる感じです。大きめの文字は書けますが、小さい文字を書くことはできません。
タッチペンはブラウジングをするときや、電子書籍のページ移動、書類に線を引くことが主な利用用途になると思います。
コントローラー
さきほどのReal Racing3をプレイするときにコントローラーを使用しました。
Bluetoothのコントローラーを持っていないため、(コントローラー→USB→USB Type-C→Teclast T40 Plus)に接続したのですが、タブレットがコントローラー認識し問題なく使用することができました。
使用した変換アダプターとコントローラー以下になります。
外部出力
残念ながら外部出力することができません。USB Type-C→HDMIでモニター接続はできませんでした。
これはAmazon Fire HD10や2~3万円タブレット全般に言えることですが、外部出力できません。
Teclast T40 Plusのキャストを利用してFire TV Stickで出力することはできました。
Bluetooth機能
Bluetooth接続で、キーボードとイヤホンを接続しましたが、問題なく使用することができました。
グーグルのスプレッドシートを使用して、タイピングをしましたが問題なくタイピングすることができました。
文字が後追いすることもありませんでした。
これで外出するときに気軽に持ち運びができそうです。
ペンタマニア
音量問題の解決策
Teclast T40 Plusは音量を小さくしても、そこそこの音量になってしまいます。
寝る前に一番小さい音にしても、少し音が大きいと気になってしまいます。
そこで「Extra Volime Simple」という音量調節アプリを利用してくみてください。
調整のところを-6か-7にすると、全体的に音量が小さくなり、一般的なタブレットの音量調整と同じになります。
Teclast T40 Plusカバーケース
カバーケースは別売りですが購入したので、カバーケースもレビューしたいと思います。
ごくごく一般的なカバーケースで、チープではないですが値段相応です。
カバーを装着することで、カメラの出っ張りを気にしなくて済みますし、タブレットを立てて使用することができます。
タブレットの角度はある程度調整することができます。動画視聴するときやタイピングするときに無理な体制にならなくて済みます。
追記:6ヵ月使ってみて
いまのところ問題なく使用できています。
使用して、気づいたこと感じたことは2つで、2022年4月にTeclast T40 Plusがまだ買いなのかについて話したいと思います。
軽さはやはり重要
タブレットにおいて「軽さ」は重要であると再認識させてくれました。
外出するときに、肩掛けバック(ポーチ)に「タブレットを入れて持っていこう!!」という気になります。
用事までには少し時間があるから、カフェなどで簡単な資料作成や文章作成をしようと、時間を有効活用できるようになりました。
タブレット本体450g+キーボード150g=600gという軽さで持ち運べるのは嬉しい限りです。
ゲームはあまりしなくなった
片手操作するゲームをプレイすることが多いので、あまりタブレットでゲームをしなくなりました。
音ゲーやレーシングゲームであれば、大画面でプレイした方が良いのかもしれませんが、ぷよぷよ、パワプロ、ウマ娘とかはスマホで片手操作でプレイする方が楽ですね。
たまに大画面でプレイしたくなるときはあるので、そのときはタブレットで遊んでいます。
Teclast T40 Plusは買いなのか
2022年4月時点で、Teclast T40 Plusは買いで、対抗馬は日本で発売されたxiaomi pad 5かTeclast T40 proになると思います。
Teclast T40 Plusがxiaomi pad 5より優れている点は、約60g軽く、microsd cardが使用できるのと、値段が1.2~2.2万円ほど安いことです。
これらのメリットを必要としていない人や、タブレットの能力が重要という人は、xiaomi pad5を購入する方が幸せになれると思います。
ちなみに私は、xiaomi pad5の実機を持ったのですが、とにかく重く感じたので今回は買うのを見送ろうと思います。
やはり最低でも500g以下にしないと重く感じてしまいます。そういう意味ではi padはいつの時代でも500g以下なのですごいですね。
Teclast T40 proはTeclast T40 Plusの上位互換の扱いなのですが、改善された点は急速充電に対応したこと、バッテリー容量が1.3倍ほど増えたことぐらいです。
CPUもメモリーも性能は同じなのに5000円ほど高いので、個人的にはTeclast T40 Plusの方がコストパフォーマンスがいいと思います。
「Teclast T40 Plus」のまとめ
- 本体が約450gで一般的なタブレットより50g軽い
- 解像度(2000×1200)が高く色合いもよく画質が綺麗
- AntutuベンチマークでGPUが約5万点
- 文字がくっきり見える
- 筐体がメタル仕様なので発熱がおさえられる
- スピーカーが4つ
- タッチ感度、追従性も良好
- イヤホンジャックあり
- コントローラーが使用できる
- ほとんどのゲームは問題なくプレイすることができる
- バッテリー持ちが良い
- キーボード利用時の遅延なし
- micro sdは512gbまで利用可能
- WideVIneが「L3」
- タッチペンで文字はほぼ書けない
- 外部出力はできない
- PD充電には対応していない
- カメラは微妙
いままでの中華タブレットの欠点をすべて改善した、軽くて実用的なタブレットだと思います。
Teclast T40 Plusの後継機のTeclast T40 Proが発売されています。
ペンタマニア
- Teclast T40 pro 33000円→27120円(20%off)
- さらにクーポン利用して購入することで24720円