「i Play 50 Mini」の実機レビュー 良いとこ・悪いとこ

いま日本で販売されている8インチのアンドロイドタブレットは、どれもSocが非力でまともに動かない端末が多い中、やっとSoc:T606(antutuスコア20万点)+フルHDを搭載したi Play 50 Miniが発売されました。

i Play 50 mini を購入して数日使用しましたので、実機レビューをしていますので、購入するときの参考になれば幸いです。

ペンタマニア
ペンタマニア

「良いとこ・悪いとこ」がここまではっきりしている端末も珍しいです(笑

2023年7月後半に日本のアマゾンALLDOCUBEの公式ストアから販売され、すぐに完売するほどの大人気で、いまは在庫がない状態なので欲しい方はこまめにチャックしたほうがよさそうです。

主なスペック

SocUNISOC T606
メモリー/ストレージ4GB/64GB
ディスプレイ8.4インチ/IPS液晶(1920×1200)
サイズ縦202mm・横126mm・厚さ7.5m
重さ292g
メインカメラ500万画素
バッテリー容量4000mAh
4G LTEFDD LTE:1 / 2 / 3 / 5 / 7 / 8 / 20 / 28
TD-LTE:38 / 40 / 41
ストレージmicro sd card(最大512GB)
OSAndroid 13

端末の持ちやすさ

i Play 50 Mini 背面

バッテリー容量は、ハイエンドスマホよりも少ない4000mAhですが、端末の重さは292gと軽く、片手で持ったときも「軽い」と感じます。

端末の厚さも7.5mとちょうどいい感じで、滑りにくく持ちやすいです。

antutuスコア約20万点

antutu V9.6.2で測定

i Play 50 miniは、SocはT606を搭載しておりantutuスコアは約20万点です。

20万点と聞くと点数が低いと思われる方も多いと思いますが、13000円~15000円の8インチタブレットで20万点はかなり高いスコアになります。特にGPUスコアが約2万点なのが評価ポイントです。

ドコモから発売されている8インチのdtab Compact d-52Cですら、約65000円でantutuスコアが約40万点なので・・・

また、対抗馬になるHeadwolf FPad2が13000円でSoc:T310でantutuスコア約17万点なのはいいですが、GPUスコアは約15000点とi Play 50 miniよりも約5000点低いスコアになります。

ブラウジングするには問題なし

ブラウジングで使用するには特に問題ないと思います。

ただ普段からxiaomi mi pad 5のようなAntutuスコアが50万点以上のタブレット端末を使用していると、どうしてもワンテンポ遅いなとは感じてしまいます。

それでも、8インチタブレット使用していたことがあるので知ってはいたのですが、8インチタブレットでブラウジングするのは相性が本当に良く、これは良いポイントです。

10インチ以上のタブレットが重い、スマホだと文字が小さい、という弱点を補ってくれるからです。

1920×1200のフルHD液晶

i Play 50 miniの良いとことして、アマゾンや楽天などで発売されている8インチ端末の多くは、1280×800なのですが、i Play 50 miniは1920×1200のフルHDです。

やはりブラウジングしたとき、1ページに表示される情報量が多く見やすいです。

IPSの液晶はイマイチ

これは安い端末なので仕方がないとは思うのですが、悪いとこは全体的に白っぽく色が濃く表現できていません。黒の表現が弱いのだと思います。

そのため1920×1200なのに動画を見たときに、あまり綺麗に見えないのは残念です。

ペンタマニア
ペンタマニア

ブラウジングしたときには、液晶イマイチだとは思わなかったのですが、動画だとイマイチです

少しでも白っぽいのを改善する方法としては

設定→ディスプレイ→カラー&コントラスト→Increased contrastを選択

これをすると少しですが色が濃くなるので、全体的に白っぽくなるのを軽減することはできます。

動画視聴は問題ないが・・・

Widevine L1なので、問題なく動画視聴できるのはかなりプラス要素です。またyoutubeを視聴しても1080pであればスムーズに再生できます。

ただ、先ほどの項目で指摘しましたが、全体的にモニターが白っぽいので、だらだら動画を見るにはいいとは思いますが、本気でこの端末で動画視聴したいとはあまり思いません。

ペンタマニア
ペンタマニア

Widevine L1は良いとこですが、液晶パネルの品質が悪いので、もったいない感じはします。

モノラルスピーカーなのは残念

これは完全に購入する前に調査不足だったのですが、スピーカーはモノラルスピーカーでした。

モノラルだとやはり動画視聴するときに厳しいと感じてしまいます。音の領域も低音域と高音域はイマイチで音は軽いです。

ペンタマニア
ペンタマニア

ただ1万円前半の端末なので、まぁ~許容範囲ではあると思います

充電ポートとイヤホンジャック位置

左の穴(イヤホンジャック)端末中央(充電ポート)

特に気にはならないのですが、充電ポートの位置が端末上部の位置に配置されています。一般的には下部にあるので、なんとなく違和感はあります。

またイヤホンジャックも上部にあることが多いのですが、左上の湾曲している部分にイヤホンジャックがありこれまた不思議です。

ゲームをする端末ではない

i Play 50 miniでウマ娘、パワプロ、real race3、pubgをダウンロードしてプレイしてみましたが、やはりantutuスコアのGPUが2万点でゲームするのは厳しい。次の画面への切り替えはモッサリした動きになりますし、そもそもpubgはまともに遊べません。

ペンタマニア
ペンタマニア

SocがT606なので当然と言えば当然かもしれませんが、ゲームをする端末ではないです。

カメラは微妙

そもそもタブレットのカメラは、性能がよくない端末がほとんどで、i Play 50 miniも同様です。

上の写真を見てもらったらわかると思いますが、まぁ~500万画素なので・・・

バッテリーはかなり優秀

Youtubeで画面輝度は最大にして、1080P60HDを約90分再生して1時間半で16%でした。

4000mAhなのですが意外と長く使用できます。おそらくSocがT606なのと、フルHD+ではなくフルHDなのも影響してるのだと思われます。

micro sd card(最大512GB)

micro sd cardは512GBまで最大使うことができます。

ペンタマニア
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「SanDisk microsd本物と偽物の見分け方」という記事も書いていますので、もしmicrosdカードを購入するときの参考になれば幸いです。

SanDisk microsd 本物と偽物の見分け方|購入するときに気をつけること

まとめ

良いとこ
  • ブラウジングするには最適
  • 8インチタブレットだが1920×1200のフルHD
  • WidevineはL1
  • バッテリー持ちはかなり良い
  • micro sd cardは最大512GBまで
悪いとこ
  • 液晶の色の濃さはイマイチ
  • モノラルスピーカー
  • 充電ポートの位置
  • ゲームはかなり厳しい
  • カメラはおまけ程度

購入するのであれば、少しハードが高いですが、「アリーエクスプレス」から購入することになりす。

2023年7月後半に日本のアマゾンALLDOCUBEの公式ストアから販売され、すぐに完売するほどの大人気で、いまは在庫がない状態なので欲しい方はこまめにチャックしたほうがよさそうです。