2020年(2019年度)大学入試センター試験の難易度、傾向、日程について

こんにちはペンタマニア(@labhobby)です。

今回取り上げるテーマは「2020年(2019年度)大学入試センター試験の難易度と傾向について」です。

2020年4月から高校3年生の人たちは下記の記事を読んでください。

2021年|大学入学共通テストの変更点、難易度、傾向、日程について

※この記事は2019年4月から高校3年生の人を対象に書いています。

2020年(2019年度)のセンター試験はいままでと同じマークシート式

大学入試センター試験が、2021年(2020年度)から記述式問題を導入した大学入学共通テストに変わります。

2020年(2019年度)は、今までと同じマークシート式なので、2019年4月に高校3年生の人たちは、いままでと同じ試験を受けることができます。

「やったー」「いままでどおりだ~」と喜ぶ人もいるかもしれませんが、あまり喜べない状況かもしれません。

浪人すると異なる試験方法の対策をしなければならない

2020年(2019年度)のセンター試験で、第一志望に合格できず浪人したと仮定しましょう。

次の2021年(2020年度)の大学入学共通テストでは、記述式を導入した試験になります。いままで学んだセンター試験の「やり方」や「テクニック」が通用しない可能性があります。

特に、英語でスピーキングがどのように行われるか、現状ではどのような問題になるのか未知数です。

浪人すると、新たな試験対策をする必要があります。

試験問題の難易度は変わらないが、平均点は上がる

この項目に関しては、あくまでの私の推測です。あくまで参考程度に聞いてください。

平成30年度大学入試センター試験

区分志望者比率
高等学校等卒業見込者473570人81.3%
高等学校等卒業者103948人17.8%

独立行政法人大学入試センターホームページより引用

試験問題の難易度はさほど変わらないと予想します。各科目の平均点が6割~7割になるように問題が作成されるはずです。試験の難易度を上げる理由が見当たらないので例年通りです。

しかし、2021年(2020年度)の大学入学共通テストでは、「試験内容が大幅に変更されるから浪人できない(したくない)」と考える現役生が多いため、平均点は上がると考えられます。

また、センター試験を受ける5人に1人は浪人生です。

特に、浪人生はセンター試験の内容が大幅に変更される、2021年(2020年度)の大学入学共通テストの前に必ず自分の進路を決めたいと、例年よりも強く思うはずです。

現役生・浪人生が、新しい大学入学共通テストを受けたくないと思えば思うほど、2020年(2019年度)センター試験の平均点が上がると考えられます。


2020年(2019年度)平成32年度の大学入試センターの日程・科目

独立行政法人大学入試センターホームページより画像引用

独立行政法人大学入試センターの日程と各科目の出題方法等が掲載されています。

平成32年度試験実施期日は平成32年1月18日(土)、19日(日)になります。

平成32年度大学入試センター試験出題教科・科目の出題方法等

上記のURLが独立行政法人大学入試センターのホームページになります。

大学入学共通テスト(新テスト)等について

大学入学共通テスト(新テスト)等についての情報は、独立行政法人大学入試センターで公開されています。

平成29年度・30年度施行調査(プレテスト)を閲覧することができます。

独立行政法人大学入試センターホームページ

新テストに関する情報が更新されますので、こまめにチェックしましょう。

過去数年のセンター試験の問題と解答も公開されています。

さいご

人によっては、「各科目をきちんと勉強していれば、試験方式が変わっても関係ない」と言う人もいますが、私はそうは思いません。

センター試験で少しでも高い得点をとるために、センター試験の対策(テクニカル部分も含めて)をするわけです。

受験生にとっては、不運であったとしか言いようがありません。

仮に5年前や5年後に生まれていれば、このような気苦労をしなくてもいいわけですから。

しかし、みなさんの気持ちとは関係なしに、2021年(2020年度)は確実に大学入試共通テスト(新テスト)が行われます。

悔いが残らないように、受験のスケジュール組み立て、受験勉強を頑張ってください。