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通勤と休日のサイクリングのために、クロスバイクの中からNESTO VACANZE1を購入して3か月ほど乗りましたのでレビューしたいと思います。
はじめてクロスバイクを購入するため、いろいろ調べかなりの時間を使いました。
この記事は、NESTO VACANZE1の車体についてのレビューではなく
- 電動自転車ではなくクロスバイクに決めた理由
- ブリヂストンTB1、GIANT R3、NESTO VACANZE1の候補からなぜNESTO VACANZE1選択したのか
- NESTO VACANZE1とVACANZE2どちらがいいのか
- どこで購入すればいいのか
などNESTO VACANZE1を選んで購入した過程について書いています。
※NESTO VACANZE1の車体レビューの記事は作成中です
ペンタマニア
みなさんがクロスバイクを購入するときの、参考にしてもらえれば幸いです。
ちなみに筆者は身長175㎝体重65キロと平均的な日本人体系です。
ママチャリ・シティバイク・電動自転車・クロスバイクの違い
NESTO VACANZE1を購入するまでは、シティバイクいわゆるなんちゃってクロスバイク(3段ギア)に乗っていました。
「電動自転車」か「クロスバイク」どちらにしようか迷い、電動自転車とクロスバイクを試乗しに行きました。
下の表を見てみてください。ママチャリとシティバイクは自宅のを使用し、電動自転車とクロスバイクは試乗車を使用しました。
操作性 | 重さ | 速さ | 漕ぎだし | |
ママチャリ | 電動自転車よりはマシ | 18~22㎏ | 最高時速20キロ | 重い |
シティバイク | 操作しやすい | 14~18㎏ | 最高時速26キロ | 普通 |
電動自転車 | 重くて操作しにくい | 20~26㎏ | 最高時速26キロ | 軽い |
クロスバイク | 操作しやすい | 9~13㎏ | 最高時速33キロ | すごく軽い |
ママチャリ
誰もが知っているママチャリは、ギア変速がないのでスピードがでません。最高時速は20キロでましたが、全力で漕いでやっと20キロです。
20キロを維持して走行することはほぼ不可能で、平均時速は12~15キロです。
また、自転車が重いのでペタルの漕ぎだしが重く、短い距離なら問題ないのですが、長い距離を漕ぐのには適していません。
電動自転車より10キロほど軽いですが、電動アシスト機能がないので坂道は立ち漕ぎしないと登れません。
シティバイク
いつも乗っているシティバイクは、ママチャリに比べて車体が軽いために操作性は高いです。
最高時速26キロは全力で漕いだときで、平均時速は15~18キロです。
ギアを一番軽くし漕いでも、重くも感じませんし軽くも感じません。本当に普通だなという感じです。
電動自転車
はじめて電動自転車に乗った感想としては、電動自転車はバッテリーを積んで走るため、車体の重さが20~26キロほどあり操作性があまりよくないです。
しかし、電動アシスト機能があるため、漕ぎだしは軽く加速力もありますし坂道もスイスイ上ることができます。
ちなみに、電動自転車は23キロまではアシスト機能があるのですが、24キロ以上になるとアシスト機能がなくなるため、それ以上スピードを出すためには自力で漕がなくてはいけません。
そのため電動自転車なのですが、最高時速26キロで平均時速は15~17キロでした。
電動自転車を体験してしまうと、もうママチャリに戻ることはできなくなると思いました。
ペンタマニア
クロスバイク
クロスバイクもはじめて乗ったのですが、とにかく車体が軽く女性でも持ち上げることができると思います。
軽いため操作性は高くペダルの漕ぎだしも軽く、最高時速は33キロで平均時速20~23キロほどでした。
シティバイクに乗って、後ろからクロスバイクに追い向かれたとき「なんで同じように漕いでるのにあんなに早いの?」とよく思っていたのですが、理由がやっとわかりました。
ペンタマニア
感覚としては、ママチャリで漕ぐ力でクロスバイクを漕ぐと平均時速が18~20キロほどになります。
要するに同じように漕いでるのに約1.6~2倍のスピードがでます。
競争しているわけではないのですが、「そりゃ後ろから抜かれるわけだ」と実感しました。
クロスバイクは電動自転車と比較すると坂道には弱いです。ギア比を軽くすれば問題ないのですが、それなりに漕がなくてはいけません。
しかし、ママチャリやシティバイクと比較すれば、クロスバイクで坂道を上る方がぜんぜん楽です。
あとママチャリ、シティバイク、電動自転車と比較すると、空気抵抗を減らしてスピードを出すため前傾姿勢になります。
電動自転車ではなくクロスバイクに決めた理由
電動自転車とクロスバイクを実際に乗って、最終的にクロスバイクを購入しようと決めました。
- 電動自転車よりもクロスバイクの方が安いため
- 自転車を利用する地域に坂道がすくないため
- クロスバイクに乗っている方が楽しいため
電動自転車よりもクロスバイクの方が安いため
自転車を購入する予算は8万円までと決めていました。
安い電気自転車は6万円ほどで購入できるのですが、アシスト走行距離時間が短く車輪のサイズが20インチと小さく、スピードがでないため候補から外れました。
また、10~15万円ほどするクロスバイク電動自転車のブリジストンTB1eやパナソニックのベロスターも予算の都合上で候補から外れました。
自転車を利用する地域に坂道がすくないため
自転車を利用する地域に急な坂道がほとんどないため、電動自転車の坂道を楽に登れる機能がそこまで必要だと思いませんでした。
例えば、自転車で子ども載せて坂道を上るとか、腰痛持ちであまり力を入れて漕げないなどの理由であれば、電動自転車を購入したと思います。
しかし、大荷物を運ぶわけでもないですし、子どもを送り向かいするわけでもないため、電動自転車の必要性をあまり強く感じませんでした。
クロスバイクに乗っている方が楽しいため
クロスバイクを購入しようと決め手になった一番の理由は、クロスバイクに乗っているとき楽しかったからです。
ペンタマニア
自転車は軽いためとても操作しやすく、軽くペダルを漕いだだけでも平均時速はママチャリの約1.6~2倍の20~23キロだすことができ、本気で漕ぐと33キロぐらいだせます。
人馬一体ではないですが、自転車と一体化したような感じで、自分が右に曲がりたいときにハンドルをきるとすぐに曲がることができますし、ブレーキをかけたときにすぐに止まってくれます。
ペタルを漕いでどんどん加速し推進力を得れるとき「自転車に俺の力が伝わっているぞ!!」と感じることができ、自転車を乗る楽しさを知ることができました。
電動自転車も力を使わずに、軽くペダルを漕いだときに加速力はあるのですが、「よっこらせ、いくか~」という感じです。
自転車が重いため、いくら電動アシストがあっても、左右に曲がるときや加速するときに「よっこらせ感」がどうしてもあります。
そのため、クロスバイクの自転車と一体化している感じが好きで、クロスバイクを購入することを決めました。
自転車を乗る楽しさや、サイクリングするのが目的な人にはクロスバイクはおすすめです。
ペンタマニア
候補はブリヂストンTB1、GIANT ESCAPE R3、NESTO VACANZE1
画像出典:TB1、GIANT ESCAPE R3、NESTO VACANZE1
いろいろ調べ最終的に候補を3台まで絞りました。
ブリヂストンTB1、GIANT ESCAPE R3、NESTO VACANZE1です。おそらくクロスバイクをはじめて購入する人は、この3台が必ず候補に上がるのではないでしょうか。
3台とも6万円以下で購入でき、入門者向けクロスバイクで人気が高く、ネットやお店に在庫が多く買いやすいです。
ペンタマニア
ではここから、どのようにしてNESTO VACANZE1を選んだのか話していきたいと思います。
下の表を見てください。
ブリヂストンTB1 | GIANT ESCAPE R3 | NESTO VACANZE1 | |
定価値段(税込み) | 51480円 | 57200円 | 51700円 |
サイズ | 480mm(157㎝以上) | 465mm(160~175㎝) | 440mm(160~175㎝) |
重さ | 15.3㎏ | 10.7㎏ | 9.9㎏ |
シフト段数 | 7段 | 前3×後8段 | 前3×後7段 |
タイヤ | 27×1-3/8WO | 700x30C | 700x32C |
ライト | あり | なし | あり |
鍵 | あり | なし | なし |
ドロヨケ | あり | なし | なし |
サイドスタンド | あり | なし | あり |
ブリヂストンTB1が候補から外れる
ブリヂストンTB1は、最初からライト、鍵、ドロヨケ、サイドスタンドが備わっているのですが、車体が15.3キロと重く、いま乗っているシティバイクとほぼ同じ重さです。
これは店員さんから聞いたのですが、「ブリヂストンTB1はクロスバイクにしては少し重いですが、頑丈なため壊れにくく、メンテナンスをあまりしなくてもいい」と言ってました。
実際に試乗したのですが、クロスバイクなのに重いため、クロスバイクに乗ったときに自転車との一体感を得れませんでした。ペダルの漕ぎだしもお世辞にも軽いとは言えません。
そのため候補からは外れましたが、メンテナンスが面倒な人や頑丈なため壊れにくい自転車を求めているなら、ブリヂストンTB1一択になると思います。
GIANT ESCAPE R3 VS NESTO VACANZE1
画像出典:GIANT ESCAPE R3、
ペンタマニア
この2台からどちらを選ぶのか本当に迷いました。
自転車にまたがることはできたのですが、試乗車で実際に走ることができませんでした。
そこで私は以下の3つを理由にNESTO VACANZE1の方を選択しました。
- 車体が軽い
- 値段が安い
- タイヤ幅が広い
車体が軽い
ママチャリ、シティバイク、電動自転車、クロスバイクを乗って気づいたことは、車体が軽いことが重要だと気付きました。
自転車が軽ければ軽いほど、ペダルの漕ぎだしは軽くなりますし、スピードを出すことができます。1キロでも100gでも軽いほうを選ぼうと決めていました。
そのため車体が800g軽いNESTO VACANZE1の方がいいと考えました。
値段が安い
GIANT ESCAPE R3はライト、鍵、サイドスタンドが最初から装備されていないために、別に購入しなければいけません。
そのため、車体は57200円なのですが、ライト2750円、鍵3080円、サイドスタンド3080円、合計66110円になります。
それに対して、NESTO VACANZE1はライトとサイドスタンドは最初から装備されているために、鍵を3000円で購入すれば54700円になります。
またどちらを買ったとしても、防犯登録600円、クロスバイク用の空気入れ3000円、ヘルメット8000円の費用が必要になります。
合計するとGIANT ESCAPE R3は77710円、NESTO VACANZE1は66800円になります。
予算は8万円なのですが、今後クロスバイクにたくさん乗ってタイヤを交換することや、自転車保険に加入してさらに費用が必要だと思いNESTO VACANZE1の方がいいと考えました。
タイヤ幅が広い
GIANT ESCAPE R3はタイヤサイズ700x30Cを使用しています。
NESTO VACANZE1はタイヤサイズ700x32Cを使用してます。
〇〇Cという数字が重要で、数字が小さいほどタイヤ幅が狭くなります。
タイヤ幅が狭いと路面との接地面積が少なくスピードを出すことができますが、段差には弱くデコボコ道だと手に伝わる振動が激しくなります。
通勤と休日でのサイクリングを考えていたため、タイヤの太いNESTO VACANZE1を選択しました。
ペンタマニア
正直、GIANT ESCAPE R3とNESTO VACANZE1どちらを購入するか、本当に本当に迷いNESTO VACANZE1を購入しました。
アマゾンの激安クロスバイクを購入しなかった理由
アマゾンで格安クロスバイクを購入すると、自分で組み立てなければいけません。
クロスバイクを試乗したときに、最高時速約30キロほどでたときに、楽しいと思った反面スピードが出て怖いとも感じました。
これだけスピードがでるのであれば、きちんと自転車整備士に組み立ててもらい、安全に自転車を乗りたいと思いました。
また自転車はシマノ製(SIMANO)の部品が多く使われているほど、基本的にはいい自転車であるとされています。
シマノ製(SIMANO)の部品は、高い技術力を持っているため、パーツの耐久力も高く自転車レースでもよく使われています。
そのため、GIANT ESCAPE R3とNESTO VACANZE1も多くのシマノ製の部品が使われています。
それに対してアマゾンのクロスバイクは、ディレーラーだけがシマノ製、ブレーキだけがシマノ製など、一部の部品にしかシマノ製のパーツが使用されていません。
ペンタマニア
どのメーカーのパーツが使用されているのかもサイトには書かれていませんし、すぐ壊れてしまっては困るので、アマゾンの激安クロスバイクは購入しませんでした。
メルカリやヤフオクで中古を購入しなかった理由
5~10万円のクロスバイクは、よく盗難されるそうです。
同じ型のクロスバイクを盗んで解体して、違うクロスバイクで組み立てなおし追跡されないようにして、メルカリやヤフオクで中古で販売されているという記事を読み、中古で購入するのをやめました。
そもそも中古でも1~2万円程度しか安くならないので、それなら新品で購入してしまおうと思いました。
VACANZE1とVACANZE2どっちがいいのか
VACANZE1の方がVACANZE2よりも、シマノ製のパーツが2つほど多く使用されています。
一番の違いは、VACANZE1はギアが前3×後7の21段変速で、VACANZE2は後7段変速ということです。
街中を走るのであれば、21段変速も必要ないです。信号で止まることが多く、トップスピードになる前に信号で引っ掛かります。
ちなみに7段変速で一番思いギアで走行したら最高時速30キロは普通に超えます。
21段変速が必要な人は、急な坂道を走らなければいけない人や、信号などが少ない道を走る人向けだと思います。
ペンタマニア
私も普段通勤するとき街中では、7段変速しか利用していません。21段変速を利用しているのはサイクリングのときですね。
VACANZE1どのサイズを購入すればいいのか
- 380mm(145-162cm)
- 440mm(160-175cm)
- 500mm(173-190cm)
私の身長175㎝体重65キロと平均的な日本人体系で、サイズとしては440mmか500mmのどちらかになります。
購入する前に事前に調べたのですが、基本的に自転車のサイズは大きいよりも、小さめの方を購入したほうがいいそうです。
クロスバイクに乗ったとき少し前かがみにならないと、頭と上半身で風をすべて受けることになり、空気抵抗が増しスピードを出すことができないためです。
自転車のプロレーサーも少し小さめの自転車を選択するそうです。
ペンタマニア
調べた結果、私が購入したのは440mm(160-175cm)のサイズでしたが、これが大正解でした。
大きいサイズの方が見た目が「かっこいいかな?」とかいろいろ考えたのですが、やはり適切なサイズを選ぶことが重要ですね。
VACANZE1どこで購入すればいいのか
自宅の近くに自転車屋さんがあり、NESTO VACANZE1を取り扱っている場合は自転車屋さんで購入しましょう。
もし近くに自転車屋さんがない、NESTO VACANZE1を取り扱っていない場合はネットショップを利用しましょう。
アマゾン、楽天、ヤフーショッピングのどこで購入してもいいのですが、NESTO VACANZE1が他の店より安い、ポイント多く貰えるなどの理由で購入すると、組み立て時の整備不良があったりしますので、必ず「自転車を完全組み立て整備している」「個人ではなく企業が販売している」クロスバイクを購入することをおすすめします。
もし、アマゾン、楽天、ヤフーショッピングなどでNESTO VACANZE1の在庫がないときは、ネット専門の自転車総合通販のcyma(サイマ)に在庫があるのか確認してみてください。
cyma(サイマ)は、プロの自転車整備士が組み立て整備をし、事前申し込みすれば、防犯登録をしてくれます。またNESTOのメーカー正規販売店というのも安心できるポイントだと思います。
さいごに
NESTO VACANZE1で3か月1000キロ以上走行していますが、特に問題もなく楽しく乗れています。
クロスバイクを購入したことで、行動範囲が広が涼しい時期であれば運動がてら2駅3駅ぐらいであれば、クロスバイクで移動するようになり、いい運動にもなっています。
ペンタマニア
NESTO VACANZE1を選んで購入するまでの過程を紹介しました。みなさんがクロスバイクを購入するときの参考にしてもらえれば幸いです。
※NESTO VACANZE1の車体レビューの記事は作成中です