レッツノートCF-SZ6はいまでも現役で使えるのか検証

レッツノート「CF-NX3」を使用していたのですが、後継機にあたる「CF-SZ6」が中古で安く市場に出回っていたので1年前に秋葉原で購入して使用しています。

Core i5 7300U メモリー8GB SSD128GB Officeなしモデルを27600円ほどで購入しました。いまの相場は20000~28000円Officeなし 25000~40000円 Officeありという感じですかね。

大手の企業が手放したことで市場にかなり出回っているので買いやすいです。

CF-SZ6は2017年10月頃に発売されており、1年ほど使用しましたので、いまでも現役で使えるのか、メモリー増設、ファン音、発熱問題、購入するときに注意するポイントなど、気になるポイントをおさえてレビューしています。

みなさんの参考になれば幸いです。

ペンタマニア

レッツノートCF-SZ6の主なスペック

CF-SZ6のスペック
  • CPU:Core i5 7300U
  • メモリー:8GB
  • SSD:128GB
  • 解像度:12.1インチ(1920×1200)
  • OS:windows10
  • 重量:バッテリー込み0.849キロ
  • 端子:USB3.0、HDMI、VGA、Bluetooth

CF-SZ6は普段使いすることができるのか?

購入して1年ほどたちますが、office、メールチェック、ネットサーフィンやyoutube、プライムビデオの再生であれば、問題なく使用することができます。

何か動作が重いとか、起動が遅いなと感じたことがあまりないです。ゲームをするとか、動画編集をするとか、でなければ問題なく使用することができます。

何といっても重量0.849kgなので持ち運びするときかなり楽で、めちゃくちゃ軽いです。

正直、普段使いでこのPCのダメなところを探す方が難しいです。

パソコンを改造する必要はあるのか

基本的には、改造してアップグレードするのが大変なので、そのまま使うことをおすすめします。

ペンタマニア

そもそも普段使いであれば改造する必要性はないです。

SSD搭載モデルを買おう

CF-SZ6はHDDモデルとSSDモデルがあるのですが、SSD搭載モデルを購入することをおすすめします。

HDDからSSDに改造することはできるのですが、CF-NX3よりは面倒でPC全体の裏蓋を取らないといけないです。できないことはないが面倒くさいです。

私はやっていませんがSSDではなくM.2に改造することもできます。

メモリー増設はできない

CF-SZ6はメモリーを増設することができません。

どうやらマザーボードとメモリーが一体型なので、メモリーの交換や増設することができません。

ポイント

よって4GBモデルもあるのですが、できるだけ8GBモデルを購入することをおすすめします。8GBあれば日常使いであれば問題ありませんので!!

CPUファンの「音」問題

中古なので個体差があると思いますが、私が購入したCF-SZ6のファンはうるさくなかったです。

まぁ~暑い時期や外気の温度が高いときにはファンうるさいですけど、スタバ、マクドナルド、新幹線などで利用したときに、ファンの音がうるさくて迷惑をかけるようなことはなかったと思います。

そもそも、ほんのりPC裏側が「温かいな~」程度で、熱くて持てない、熱すぎて触れることができないということはありません。。

キーボードの打撃音

キーボード入力するときにどれだけ強く叩くかは人によって違うので、一概には言えないのですが、静かな方だと思います。

カチカチとかんだかい音がするわけでもないですし、良くも悪くも普通だなという感じです。

レッツノートシリーズのキーボードはストロークが浅いので個人的には好きです。

Escと半角/全角の位置には少し違和感はありますが、これもレッツノート仕様なので慣れました!!

ペンタマニア

バッテリーの交換は簡単

メモリーは増設できませんが、バッテリー交換は簡単なのでこの点は助かります。さすがレッツノートシリーズ!!という感じですね。

ありがたいことに中古で購入した私のCF-SZ6は、明るさ70%で約7~8時間ほど使用することができます。動画1時間ぐらい見ると5~6時間使用できるという感じです。

ここがダメCF-SZ6

充電ケーブルが専用

最近のパソコンはtypeCケーブルで充電することができるため、40Wや60Wなど高速充電できるアダプターとケーブルが1つあれば、スマホ、タブレット、パソコンを充電できます。

しかし、CF-SZ6は残念ながらtypeCのゲーブルで充電することができず、専用のアダプターでないと充電できません。

1日外出するときであれば、アダプター必要ないのですが、泊りでどこか行くときにはアダプターを持っていかなければいけないので、荷物が増えてしまいます。

ひと昔なら何とも思わなかったのですが、アダプターの持ち運びするのであれば今は不便に感じてしまいます。

ペンタマニア

音がお世辞にもいいとは言えない

もともとエンタメというよりも、ビジネスに使われるパソコンなので強度は高いのですが、音はお世辞にもいいとは言えません。

外で使うときにはイヤホンで家の中ではスピーカーにつなげばいいので対策はできます。

やっぱり音は良くない・・・

ゲームや動画編集は厳しい

冒頭でも書きましたが、そもそもゲームや動画編集をするパソコンではないので、やはり性能的に厳しいです。

Sid Meier’s Civilization® VIというストラテジーのPCゲームの最低必要条件は

  • プロセッサー: Intel Core i3 2.5 Ghz
  • メモリー: 4 GB
  • グラフィック: 1 GB & AMD 5570 or nVidia 450 or Intel Integrated Graphics 530

なので最低画質にして遊ぶことができるのですが、ファンは常にフルで動いていますし、バッテリーの消費量は速くなりますし、モタツク動きが何度もあります。

正直これでは楽しくゲームをすることができません。

ペンタマニア

ちなみにWinning Post2022という競馬シュミレーションゲームは、かなりモッサリ動作でこちらは遊べたもんじゃありません。

動画編集はできないことはないですが、出力には時間がかかりますし、編集するときもなんか動きがモッサリしてますし、これでは厳しい・・・

ゲームや動画編集をするためのパソコンではないので仕方がないんですけどね。安いからといってゲームや動画編集目的でCF-SZ6を購入することはおすすめしません。

CF-SZ6を購入するときのポイント

CF-SZ6シリーズは性能が異なる様々な種類が販売されました。よくあるのが中古で13000円で安いなと思ったらCore i3 だったり、SSDではなくHDDということが良くあります。

中盤で少し書きましたが、このCF-SZ6は改造するのが大変です。

そのため

  • Core i5 7300U
  • メモリー8GB以上
  • SSD128GB以上

のスペックを購入することをおすすめします。

この構成であれば2~4年ほどは使えるはずです。使用用途や環境にもよると思いますが、快適に使う最低条件だと個人的には思っています。

パソコンに大きなへこみがない

頑丈なレッツノートとはいえ、大きなへこみがあるということは、パソコンを落とした可能性があります。

落下の衝撃で本体は守られていても、内部機器へのダメージは避けることはできませんので、多少のキズや塗装ハゲはいいですが、大きなへいこみがない製品を選びましょう。

キーボードの「キー文字」が消えていない

キーボードの「キーの文字」が見えないということは、かなりキーが打ちこまれた証拠です。.

キーボードのキーを1つだけ取り替えることができず、1つのキーが壊れるとすべてのキーを交換しなくてはいけません。

交換費用は3500~6000円程度するのと、交換するのに分解するのが労力がかなり必要になるので、キーボード割れや反応が鈍いと書かれている物は買わない方が無難だと思われます。

液晶の変色

中古で探していると、よく目にするのがドット抜けして白くなっている個体です。ポイントは中央にドット抜けがある物はさけたほうがいいです。

ただし液晶のはじが少しドットヌケしている分には気にならないので、中古の相場よりも少し安いのであればお得だと思います。

ちなみ私が購入したCF-SZ6も、右下に小さなドットヌケがありますが小さければ気になりません。

ヒンジををチェック

おそらくパソコンが軽いから液晶側を持つ人が多いのか?ヒンジが少し浮いたり、ズレたりしてりるCF-SZ6を結構見かけました。メルカリやラクマなどで購入するときには、壊れていないか確認してみてください。

さいごにまとめ

  • レッツノートCF-SZ6は、重さが0.849㎏と新品で販売されているパソコンと比較してもかなり軽く、普段使いで使うのであれば問題なく使える
  • ただし、ゲームや動画編集するのには適していない
  • 何度も書いていますが、スペックを上げるための改造はできないので、購入するときに自分が欲しいモデルを購入する!!