【共通・大学入試】その服装、チャック付いてる?「前開き」が最強な3つの理由

いよいよ来週末からは共通テスト・大学入試本番です。 2026年は日本海側を中心に大雪の予報も出ており、寒さ対策に気を取られている受験生や親御さんも多いのではないでしょうか。

しかし、歴代の受験生が口を揃えて言う「本当の敵」を知っていますか?

それは、「暖房が効きすぎた試験会場の暑さ」です。

「とりあえずパーカーを着ていけば安心」 そう思っているあなた。その服装、「チャック(ジップ)」が付いていますか?

実は、同じパーカーでも「被りタイプ(プルオーバー)」か「前開きタイプ(ジップアップ)」かで、試験中の快適度が違います。

今回は、試験直前に見直したい「脱ぎ着のアクション」から考える服装戦略をお伝えします

試験中に「被り」が危険な理由

普段の勉強中、すっぽりと被るタイプのパーカー(プルオーバーの服装)は、リラックスできて最高ですよね。しかし、「1分1秒を争う試験会場」に限っては、このタイプはおすすめできません。理由は明確です。

「暑い・寒い」の微調整ができない

被りパーカーの最大の弱点は、体温調節が「着るか・脱ぐか」の二択(0か100か)しかないことです。 試験中、「少し暑いな」と感じて脱げば寒くなり、着ればまた暑くなる……この「無限ループ」に入ると集中力が削がれます。

「脱ぐ動作」のリスクが高すぎる

  • メガネが引っかかって落ちる(指紋を拭く時間のロス!)
  • マスクのゴムが弾け飛ぶ
  • 静電気で髪が逆立ち、顔に張り付く
  • 肘が隣の受験生に当たる

「前開き(ジップ)」が最強である理由

一方で、同じパーカーでも「ジップアップ(前開き)」や「カーディガン」なら、これらの問題はすべて解決します。

最強のメリットは「ベンチレーション(換気)」 前開きなら、服を脱ぐ必要はありません。

「ちょっと暑いな」と思ったら、チャックを3センチ下ろすだけ。あるいは前を全開にするだけ。 これだけで体温を逃がし、「試験を解きながら」涼しくなることができます。

もちろん、脱ぐ時も静かにサッと脱げるので、メガネもマスクも安全です。狭い机でも隣の人に迷惑をかけません。

「服装なんて何でもいい」と思うかもしれませんが、トラブルの芽は事前に摘んでおくのが賢い戦略です。

ジップパーカーでも注意!「音」と「フード」

「じゃあジップパーカーやカーディガンなら完璧か?」というと、2点だけ注意が必要です。

ナイロン素材の「シャカシャカ音」

ウインドブレーカーのような素材は、動くたびに「シャカシャカ」と音がします。

静まり返った試験会場では、この音が周囲の迷惑になるだけでなく、自分自身も気になって集中できません。

綿(スウェット)やフリース素材を選びましょう。

椅子の背もたれと「フード」

会場の椅子が固いパイプ椅子の場合、厚手のフードが背中に挟まり、首が前に押し出されて姿勢が悪くなる(肩が凝る)ことがあります。

もし可能なら、「カーディガン」や「襟なしのフリース」など、首元がスッキリした前開きが、実は一番の「ベスト・オブ・受験服」です。

試験会場の「椅子」は冷たくて硬い! お尻を守る隠れアイテム

服装選びで多くの人が見落とすのが、「椅子」との戦いです。 大学入試の会場、特に歴史ある大学の大教室や講堂の場合、椅子が「木製の硬いベンチ」であることも珍しくありません。

これが意外と曲者(くせもの)です。

  • 硬い: 長時間の試験でシンプルにお尻や腰が痛くなる
  • 冷たい: 木やプラスチックが冷え切っており、お尻から体温を奪う(底冷え)

下半身が冷えるとトイレが近くなり、痛みが気になると集中力が途切れてしまいます。

おすすめ対策:持ち運び用の「クッションシート」か「ひざ掛け」

100円ショップやアウトドア用品店で売っている、折りたたみ式の「簡易クッションシート(座布団)」があると便利です。 断熱素材のものなら、お尻の熱を逃がしません。

重要】使用時のルールに注意! ただし、共通テストで座布団やクッションを使用する場合、「監督者の許可」が必要になるケースがほとんどです(※病気などの事前申請をしていない場合)です。

  1. 無地のものを選ぶ: 英字や地図がプリントされているものはNGです。
  2. 朝イチで監督者に聞く: 試験が始まる前に、監督者に現物を見せて「椅子が冷たいので使ってもいいですか?」と確認しましょう。

※もしクッションがNGと言われた場合に備えて、「ひざ掛け(ブランケット)」を持っていくのが最強の保険です。ひざ掛けは許可されやすく、たたんでお尻に敷けばクッション代わりになります。

「たかが椅子」と侮らず、万全の準備で挑んでください。

不安を解消! 服装・持ち物に関するQ&A

Q1. 「ヒートテック(発熱インナー)」は着ていっても大丈夫?

A. 「極暖」などは避けたほうが無難です。 寒がりな人は着たくなると思いますが、試験会場は暖房で25度近くになっていることもあります。

ヒートテックなどの機能性インナーは、一度汗をかくと乾きにくく、逆に体を冷やしてしまう(汗冷え)リスクがあります。

また、暑くてもトイレに行かないと脱げないのが最大のデメリットです。 通常の肌着の上に、脱ぎ着しやすいシャツやカーディガンを重ねる方が、リスク管理としては正解です。

Q2. 英字プリントはどの程度ならNGですか?

A. 「文章(センテンス)」になっているものはアウトです。

基本的に、ブランドのロゴマーク(胸元のワンポイントなど)程度なら問題にされることはほぼありません。

しかし、英語のことわざや格言など「文章として読めるもの」がプリントされている場合、試験監督の判断で「脱いでください(または裏返しに着てください)」と指示される可能性があります。

Q3. 雪予報ですが、靴はどうすればいいですか?

A. 「会場用」と「移動用」を分ける意識を
2026年は雪の予報が出ていますので、会場まではスノーブーツや滑りにくい靴が必須です。

しかし、ブーツは保温性が高すぎて、試験中に足が蒸れて気持ち悪くなることがあります。 おすすめは、「替えの靴下」を持っていくことです。

会場に着いたら濡れた靴下を履き替えたり、厚手の靴下から薄手のものに変えるだけで、足元の不快感を解消できます(※上履きが必要な会場かどうかも受験票で確認してください)。

まとめ:当日の朝、クローゼットで最終確認!

共通テスト・大学入試は、学力だけでなく「環境への適応力」も試される場です。 最後に、合格を手繰り寄せるための服装チェックリストを確認してください。

  1. 上着は「前開き(チャック付き)」ですか?
  2. 素材は「綿(スウェット)」ですか?
  3. 「お尻の守り」は準備しましたか?
  4. 英字プリントはありませんか?

寒さ対策ばかりに気を取られがちですが、「会場の暑さ」と「椅子の硬さ」への対策こそが、後半の科目の集中力を持続させるカギとなります。

「準備は万全だ」という自信は、必ず点数に繋がります。 最高のコンディションで、実力を100%発揮できることを応援しています!