【コスパ最強】MSI GTX1650の使用感レビュー

やっとGTX1050tiからGTX1650にアップグレードすることができました。

購入したグラフィックボードは、MSI GeForce GTX 1650のオーバークロックモデル( VD6936)になります。

GTX1650のベンチマークや電力について、書かれている記事はたくさんあります。

そこで、この記事ではGTX1050tiと比較しながら、普段使いはどうなのか、実際のゲーム設定やゲームをプレイしてみた使用感について、詳しく書いていこうと思います。

体感的にはGTX1050tiよりもGTX1650の方がかなり優れていると感じることができます。

ペンタマニア

MSIのコンパクトサイズのGTX1650は3種類

出典:MSIホームページ

MSI GTX1650の主なスペック

搭載GPUNVIDIA GeForce GTX 1650
インターフェースPCI Express x16 3.0
コア数896 Units
メモリタイプ4GB GDDR5
メモリスピード8 Gbps
消費電力 (W)75 W
推奨電源ユニット容量 (W)300 W

MSI GTX1650の3種類の違い

GTX 1650 AERO ITX 4G OCコアクロック(MHz)Boost: 1740 MHz
GTX 1650 AERO ITX 4G OCV1コアクロック(MHz)Boost: 1695 MHz
GTX 1650 AERO ITX 4Gコアクロック(MHz)Boost: 1665 MHz

3台の違いは、ブーストしたときのコアクロック数です。

一番上位モデルのGTX 1650 AERO ITX 4G OCが1740MHzに対して下位モデルのGTX 1650 AERO ITX 4Gは1665MHzです。

75MHzの差があり、下位モデルよりも上位モデルの方が約4%能力が高いです。

他のメーカーのGTX1650

ちなみに他のメーカーを見るとこんな感じです。

ASUS GTX 1650 O4Gコアクロック(MHz)Boost: 1710 MHz
玄人志向 GTX1650 E4GB/OC/DFコアクロック(MHz)Boost: 1680 MHz
GIGABYTE GTX 1650 MINI ITX OC 4Gコアクロック(MHz)Boost: 1680 MHz

いろいろ調べた結果、ゲームをするのだから、少しでもブーストしたときのスコアが高い方がいいと思い、MSIのGTX 1650 AERO ITX 4G OCモデルを購入しました!!

コアクロックが表記よりも+190MHz

上の画像は、グラボをオーバークロックするためのアプリです。MSIの公式サイトからダウンロードすることができます。

標準でのコアクロックの基礎値は1500MHz(白の矢印)で、ブーストしたときには1740MHz(赤の矢印)になります。

ちなみにゲームをしていると最高1930MHzという数値がでました。表記している数字よりも+190Mhzほど高い。オーバクロックはしていません。

うまくスクショできず、1905MHzになっていることは気にしないでください。

注意

オーバークロックすると、グラボに負担がかかり寿命が短くなります。オーバークロックしてもせいぜい+10~100MHzがいいとこです。

GTX1650のコアロックが最高1930MHzで、GTX1050tiが1450MHzだったので、性能的には25%アップになります。ちなみにファンの音が静かなのもいいです!!

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開封の儀

あくまで個人的な感想ですが、MSIのグラボってかっこよく見えます。新品だからかな!?

映像端子出力は

  • DisplayPort x 1 (v1.4)
  • HDMI 2.0b x 1
  • DL-DVI-D x 1

になります。

付属品は何もありませんでした。オーバークロックするためのソフトは、MSIのホームページからダウンロードしましょう。

実際にゲームをプレーしてみた使用感

PCスペック
  • CPU:Core i7 4770
  • マザーボード;B85M-G
  • メモリー:DDR3 24GB
  • グラボ:Asus GTX1650

PUBG

ゲーム設定は「高い」で60fpsを安定して出すことができます。

最高設定でもプレイすることは可能ですが、35~50fpsほどになってしまいます。

安定して遊ぶのであれば、画質設定「高い」をおすすめします。

GTX1650は上位モデルのグラボじゃないのに、これだけ高設定でPUBGをプレーすることができるのは嬉しい!!

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CITIES SKYLINES

GTX1050tiだとディテールレベルと影の描写距離が「高」にしていましたが、GTX1650ではすべての項目を最高設定にしてプレイすることができました。

正直、このゲームに関してはGTX1050tiでも問題ないと思います。

RUST

ゲームの軽量化がされないことで有名なRUSTですが、GTX1650にしたことでかなり快適に遊べるようになりました。

GTX1650では、上記の設定で平均60fpsを出すことができます。最低56~最高83fpsという感じです。

もう少し設定を詰めれば、さらに高設定でプレイできると思われます。ただいま模索中です。

GTX1050tiのときは上記の設定よりもかなり低い設定で、平均46FPSで最低30~最高51fpsでした。正直ひどかった・・・

いまでは逆にグラフィックがきれいすぎて、慣れるのに時間が必要です。

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Total war TROY

2020年8月13日に発売された最新作の「TROY」は、「高」設定でプレイするができました。

「ウルトラ」設定でもプレイすることは可能ですが、ほんの少しだけ重たく感じました。

戦闘シーンの細かな描写がとてもきれいで感動しました。

ちなみに過去作品の「Napoleon」「Shougun2」「ROME2」は、最高設定でプレイすることができました。

その他のゲームについて

マインクラフト、フォートナイト、GTA5、Far Cry5と、ほとんどのゲームで、「高」画質以上の設定で60fpsでプレイすることができました。

GTX1650の能力恐るべしです!!

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GTX1650を使ってわかったこと!!

GTX1650はミドルクラスのグラボなので、本格的にゲームをプレイする人には、おすすめできないと書かれていることがあります。

それはおそらく、4Kモニター144fpsでゲーム画質「最高」設定で、プレイする人から見たときだと思います。

フルHD60fpsでゲーム画質「高・最高」設定で、プレイするのであればGTX1650で全然問題ないです。

まとめ

・GTX1650はフルHDの60fpsでゲーム画質「高・最高」設定で遊べる

・MSI GeForce GTX 1650( VD6936)はコアクロックが表記より+190MHz

・ファンの音はとても静か

購入して大正解でした。これならもっと早くGTX1050tiからGTX1650にアップグレードすればよかったと後悔しています。

もし中古でGTX1050tiを約1万円で購入しようかなと考えている人は、もう少しお金を貯めてMSI GeForce GTX 1650( VD6936)を約1万7000で購入することをおすすめします。

GTX1050tiとGTX1650の性能差は約25%と言われていますが、ゲームを実際にプレイすると、性能差がそれ以上あるように感じてしまいます。

ペンタマニア

MSI GTX1650の下位モデルだと約1万5000円で購入することができます。

違いはコアクロックが250MHzほど低いことです。それでもGTX1050tiよりも性能は約20%高いです。