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モラルの低下と「あるきスマホ」
平成28年度版総務省情報通信白書によると、スマートフォンの普及率は7割を越えています。
東京では電車の中、店の中、人との待ち合わせや会話しながらスマートフォン使用している人をよく見かける。
モラルの低下と「あるきスマホ」の視点から考えると、駅のホーム、店のエスカレーターや階段での転落リスクがあるために、「あるきスマホ」をしないように注意喚起しているのにも関わらず守らない人、また「あるきスマホ」による、人間や自転車との正面衝突の事故を防ぐために、地方自治体が注意喚起しているのにもかかわらず守らない人がいます。
あくまで主観ではありますが、児童・生徒よりも大人が「あるきスマホ」をしている場面に遭遇することが多いです。
実際、平成22年から26年の東京消防庁のデーターによると「あるきスマホ」により152人が救急搬送されています。
年代別でみると
- 40代36人
- 20代が31人
- 30代が28人
- 10歳以下が20人
- 50代が19人
- 60代以上が16人で
と大人の「あるきスマホ」による事故が目立ちます。
「あるきスマホ」と道徳性の育成について
おそらく生徒たちも大人が「あるきスマホ」をしていることや法律的で「あるきスマホ」が禁止されていないことは知っています。
「あるきスマホ」が危険な行為であることは知りつつも、「大人がやってるから自分もいいか」と大人の行動に、流されてしまう生徒がいてもおかしくはありません。
道徳教育は地域社会も責任も担っていることから、地域の大人が「あるきスマホ」をすることにより、生徒もその行動を真似してしまい道徳性の育成に悪影響を及ぼすといえます。
社会全体で子どもたちの道徳性を育成することが重要になります。