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スーパーで品出し作業をしていると、ダンボールで指がカサカサになったり、いつのまにか指を切っていたなんて経験があるのではないでしょうか。
対策として手袋・軍手をして作業をしようと考えているが、どの手袋・軍手がスーパーの品出しに向いているのか迷っている人は意外に多いのではないでしょうか。
実際にスーパーやドラックストアなどのお店での品出し経験から、注意した方がいいこと、おすすめできる、手袋・軍手を紹介しますので、何かしらみなさんの参考になれば幸いです。
はじめて手袋・軍手をして作業する前に、店長やチーフなど身近にいる責任者に「手袋をして作業しても大丈夫でしょうか」と聞いてください。
私は副業でスーパーの品出しを2~4時間することが多いのですが、決まった店舗ではなく自分の時間が空いているときに募集している店舗で働きます。そのためいくつかのスーパーやドラックストアで働いたことがあります。
経験上、手袋・軍手をしての品出しは店というよりも店長やチーフの考え方が反映されやすいです。名前は同じスーパーなのですが、店舗によってルールが違うことが多いです。
- バックヤードでは手袋・軍手して作業してもいいがそれ以外は禁止
- 卵・牛乳・冷凍品などの(日配部門)は手袋禁止だが、缶詰・お菓子・お酒などグロッサリーは手袋・軍手しても大丈夫
- 手袋・軍手をしての作業が禁止
- ケガ防止のために必ず手袋・軍手してする
- ルール無しで好きにしてください
そのためスーパーやドラックストアで手袋・軍手をはじめてつかうときには、注意事項があるかもしれないので店長やチーフに聞くことをおすすめします。
作業用の手袋・軍手と聞くと、一番最初に思い浮かぶのが上記の写真のような軍手ではないでしょうか。
安くてどこでも売っているのですがスーパーの品出しには不向きです。
理由としてはこの軍手を使用するとき、庭いじりや引っ越しなどの作業で使われるイメージが強く、飲食をさわるイメージがないため、お客さんの印象があまり良くないです。
また、白い軍手や手袋は汚れが目立ちます。洗濯しても汚れがなかなか落ちない場合が多いです。汚れている手袋や軍手を使用していると不衛生に見えます。
実用性は高いのですが、お客さんからの印象が良くないのと、汚れが目立つためスーパーやドラックストアでの品出しには不向きです。
この軍手を使って品出しをしている人をあまり見かけません。
いくつかの手袋や軍手を試してみましたが、スーパーやドラックストアでの品出しでは「バージョンアップ吸ちゃん」の手袋が一番使いやすかったです。
①ゴムの臭いがほとんどしない
②通気性が高く汗をかきにくい
③耐久性がある
④指先が樹脂コーティングされている
⑤ゴムが黒なので汚れが目立たない
①手袋や軍手の種類によっては、かなりきついゴムの臭いがすることがあります。ゴムの臭いがきついと手袋や軍手をしたあとに手にゴム臭いがうつりなかなか取れません。ゴムの臭いが「バージョンアップ吸ちゃん」はほとんどしないため使いやすいいです。
②すべてゴム素材だと通気性が悪く、汗をかきやすく汗臭くなりやすくなります。「バージョンアップ吸ちゃん」は手のひらはグリップしやすいゴム素材ですが、手の甲は布なので通気性が良く汗をかきにくいです。
他の手袋や軍手を選ぶときも、手のひらはゴム素材、手の甲は布素材で通気性の高いものを選ぶことをおすすめします。
③この後に100均のおすすめできる手袋や軍手を紹介しますが耐久力に差があります。使い方にもよりますが「バージョンアップ吸ちゃん」だと30回以上使っても破れたり生地が伸びたりしません。洗濯をしても問題なく使用することができます。
④ペットボトル・缶詰・パスタなど重たいものが入っているダンボール箱はしっかりしているため、開けるときにある程度の力をいれます。そのときに爪先が削れたり割れてしまうことがあるのですが、「バージョンアップ吸ちゃん」は指先が樹脂コーティングされていることで爪も守ってくれます。
「バージョンアップ吸ちゃん」は350~400円と少し手袋・軍手としてはお高めの値段なのですが、指先のゴムなどが厚く耐久性は高いです。
下記の手袋は「バージョンアップ吸ちゃん」ではなく、普通の「吸ちゃん」です。値段は300円と安いですが、指先のゴム部分が少し薄いです。5双パックであれば1双230円で購入することができます。
「バージョンアップ吸ちゃん」と「吸ちゃん」の両方指先の穴があくまで使用したのですが、結論から言ってしまうと普通の「吸ちゃん」で問題ないと思います。
どんなに素材が良くても洗濯すれば生地は下手ってきますし、長く使用していると使用感がでてきます。
1つの手袋を長く使うというよりも、安くて使いやすい手袋を何回か選択したら使い捨てする方が個人的にはいいように思えます。
「バージョンアップ吸ちゃん」と「吸ちゃん」の違いについて、さらに詳しく書いた記事がありますので気になる方はご覧ください。
「吸ちゃん」と「バージョンアップ吸ちゃん」品出しするときどっちがいいのか100均ショップで一番使いやすかったのがダイソー「握りやすい!ぴたっ!スベリ止め手袋」です。
100均ショップの手袋・軍手の何が一番問題かと言いますと「耐久性」になります。
100均の手袋は5回ほど使うと指先に穴があくことが多かったのですが、ダイソー「握りやすい!ぴたっ!スベリ止め手袋」は10回以上使用しても穴が開きませんでした。
ただ上記の写真を見るとわかると思いますが、手のひらのゴムの部分が白いので汚れがめだちます。洗濯しても汚れは完全にとれませんし、生地はどうしても100均の物なのでへたりやすいです。
スーパーの品出しを1日だけとか、短期であれば問題ないかもしれませんが、長期的には使うには少し厳しいように感じます。また「バージョンアップ吸ちゃん」と比較するとグリップ力はそこまでないです。
ワークマンなのですが100円で購入できる「匠の手 天然ゴム薄手背抜き手袋」になります。
手にフィットしやすく、指さきも比較的強くグリップ力もあり使いやすいですし、お手頃価格で購入することができます。
しかし、残念なのですがゴムの臭いが少し強めで、長い時間つけているとゴムの臭いが手につきます。布の手袋をした上から「匠の手 天然ゴム薄手背抜き手袋」を使いゴムの臭いがつかないようにしてた時期もあったのですが、通気性が悪く手汗をかきやすいので、使わなくなりました。
ゴムの臭いをあまり気にしない方であれば問題なく使用できると思います。
「バージョンアップ吸ちゃん」か「吸ちゃん」の手袋・軍手をおすすめしましたが、どうしても手の形や大きさは人によって異なるので、自分にあう手袋・軍手を探すことになるかもしれせん。
そのとき、食品を扱うので①お客さんが見たときになるべく汚れが目立たない、②通気性が高く汗などの臭いがしない、③洗濯することができる、この3点を意識して手袋・軍手を購入すると、スーパーやドラックストアの品出しに向いている商品に出合いやすくなると思います。